あなたが美味いと思う酒はどれ?
以前に食前酒の話をしました。
その時にも書きましたが、私は食前酒としてウオッカ・トニックを飲むことが多いです。
しかし、それだけにこだわっているわけではありません。
実は、キールと言う酒も好きですし、シェリーも好きです。
いずれも食前酒です。
キールはフランスの酒ですが、以前ロンドン駐在員だったころ、同じ会社のパリ駐在員のところに遊びに行ったことがあります。
そこで夕食時に、彼にキールを教わりました。
辛口の白ワインとクリームドカシス(カシスリキュール)を組み合わせた食前酒です。混ぜる比率は好みですが、白ワイン4又は5に対してカシスリキュール1程度が平均的なようです。
キールは、私が帰国した当時は、日本ではまったく知られていませんでした。しかし、最近、カシスリキュールを置いている飲食店が増えているみたいです。キールももはや珍しくなくなっているのかもしれません。
白ワインの代わりにシャンペンを使うとキールロワイヤルと名前も変わります。
カシスリキュールも一種類ではありませんし、辛口の白ワインは種類がたくさんあります。混ぜる比率によって味も変わるので、色々試してみると楽しいと思います。
シェリーはスペインの酒で、多分ワインの一種だと思います。
これも種類が多く、甘口から辛口まで幅広い。
食前酒として楽しむなら、辛口でしょうね。
こういう酒はどれも美味いと思います。こんなことを言うと、酒なら何でも良いのかと言われそうですが、まあ大体そんな感じです(^^)。
ロンドンでは、良いレストランでは、食前酒をチビチビやりながらメニューを見て、何を食べるか決めてから注文し、その後ワインを選びます。
ホスト役がいれば、みんなの注文した料理を聞いて、ワインを選ぶことが多いようです。特にホスト役がいなければ、みんなで決めることになります。
お客さんを接待するような席だと、ワインの知識がないと困惑します。
その内テーブルの準備ができて、ウェイターが呼びに来る・・・
こんな感じだったと記憶しています。
食前酒を飲みながらメニューを見るので、食前酒は、次に食べる料理とは関係がないことになります。つまり、空腹時に飲む食前酒は、さらに食欲を増すためのお酒ということだと思います。
もし、ワインにこだわりたいのなら、飲まないと分かりませんから、色々と飲んでみる必要があります。でも、日本はワインが高いので、こんなことをするとお金がかかります。社用族なら良いとしても、個人でやるのはちょっとキツい。
なので、ワインを楽しむなら自宅で飲むのが一番です。
スーパーで買えば良いんですから、そんなにお金もかかりません。
レストランで飲むのに比べれば、ずっと安い。
たかが酒ですが、酒は奥が深いです。
なので、ワインを自分で買って飲んでみたら、ラベルを剥がしてスクラップブックに貼り、自分で評価をつけて採点しておいたらどうでしょうか。
これは新しい趣味にもなります。
美味い酒を見つけたときは、トクをした気分になります。
人生は、楽しくやりましょう!