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自分史ー生きるとは何かを知るためにー

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ー生きるとは何かー 自分の人生を通してその答えを知るため、生涯をかけて自分史を綴る。 プライベートな内容のため有料ですが、決して有益ではありません。生まれ育った環境やこれまで経験…
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#一人旅

新卒で始めた漁師を辞めた。これからどうしよう。(自分史#1)

平日の月曜日、僕は昼過ぎに目を冷ました。否、とっくに目は冷めていたのだけれど、布団から出る理由が見当たらなかった。ようやく観念して起き上がり、身体を起こすためにシャワーを浴びて、ご飯と味噌汁を食べる。ずっと前から山積みになったままの漫画に手を伸ばして、読み終わった頃に時計は15時を知らせていた。ああ、もうすぐ1日が終わるのだ。 大学を卒業して2年が経った時、僕は新卒で入った会社を辞めた。自分で選択して辿り着いた場所だったけれど、いつの間にか僕は自分の未来を上手に思い描くこと

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人生初の1人旅で気づいた、生きるために本当に大切なこと。(自分史#2)

旅と旅行。辞書で調べれば同じような意味だけれど、「行」という一文字が付いただけで何故かニュアンスが変わってくる。旅行というのは「ガイドブックを片手に観光名所を巡る娯楽旅行」という響きをもつ。対して旅というのは、旅先でなにかが起こることを期待して、自分の知らない世界に飛び込んでいくような感じがする。 僕が初めて経験した1人旅は、「旅行」だったか「旅」だったか。僕なりの定義から言えば、「旅」に憧れながら「旅行」をしたというところか。 本屋で『まっぷる』と『るるぶ』の両方を買っ

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「ありがとう」を言わない社会を旅して考えたこと。(自分史#11)

前回の記事の続きから始める。

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ガンジス川で沐浴する。死体が燃える風景を眺めた日々。(自分史#12)

前回の記事の続きである。インド旅の記録も終盤になってきた。 平和な滞在アーグラーは観光地として言えば、インド旅のハイライトとなるもの。19歳の自分にとって、今まで見たどの世界遺産よりも感動した。 人間のお墓のためにこれほどのものを作ってしまうのか、と。しかしインド旅を振り返ると、思い出の大半は「目的地」以外のところだ。アーグラーよりも、アーグラーに到着するまでの列車のことをよく覚えている。 「観光旅行でない海外体験」の意味。 きっとそれは日本で生まれ育ち築いてきた「当

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インドが僕に教えてくれたこと。(自分史#13)

前回の記事の続きである。 新たな経験と刺激を求めてインドに来た19歳。 自分史でインドの記録にここまでページを割いた理由は、それほど自分にとって大切な時間だったからだ。この旅はたった15日間だったけれど、ぼくの人生観を根底から変えてしまった。 この記事はそんなインド旅の、最終章である。

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色々な場所を訪れて、自分の世界を広げると決めた京都旅。(自分史#14)

インドから帰った後、ぼくは旅というものにひどく惹かれてしまった。 もちろん根底には(未知の体験をして自分を広げたいという)経験欲があったけれど、純粋に旅がしたいという気持ちが強くなっていた。 出発時点ではどんな旅になるかの検討もつかないのに、旅先で出会う人や風景に身を任せながら行き先を選択していくことによって、自分だけの旅が完成する。 再現性のない一人旅。それを求めるようになった。 ーーーーー インドに行ってから3ヶ月後、ぼくは京都へ一人旅に行った。寺社仏閣をめぐる

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