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僕が漁師だったときの話(更新を終了しました)

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真鯛の養殖・定置網漁、海の上の仕事風景(※漁師を辞めたため、更新は終了しました)。
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#海

魚と海水を運ぶトラックの運転手

だんだんと日の出の時間が遅くなっている。 早朝に海へ出ると、まだ薄暗い。 ライトの灯りが灯っている。 都会のイルミネーションほど派手じゃないけど、 こういう人工的なものだって、季節感はちゃんとある。 もう何ヶ月かすれば、満点の星空を眺めながら出勤できる。 船に乗る。 筏を漕ぐ。 今日は雨模様。 いつの間にか海で泳ぐこともなくなった。 残暑が続いたけど、水温は下がっている。 海にはもう落ちたくない。 来たばかりの頃、2月の海に落ちたことがある。 しかも早朝だっ

秋になりました。

朝、仕事へ向かう早朝はすっかり秋模様。 半袖だと少し肌寒くて、一枚羽織りたくなる。 ピンとしない空模様も、そろそろ見飽きてきた。 青空の綺麗な季節が待ち遠しい。 あと数ヶ月もすれば、早朝に香る匂いが変化してくる。 鼻の奥につくような潮の香りがしてきたら、僕の一番好きな季節がやってくる。 泳ぎたくなるほどに暑い夏もいい。 でも実は、冬の早朝が一番好きだったりする。 少しずつ寒さが増していく。 これからの季節を楽しみたい。 朝はいつものように出荷作業。 生簀の中の真鯛を