新卒研修がリモートで良かった(小さな)理由7選
なんだか中身のないまとめサイトみたいなタイトルになってしまった。
この4月から毎日zoomを立ち上げてリモート研修を受けているが、zoomで良かった(小さな)ことをまとめてみる。
①名前と顔がわかる
新卒ゆえに周りの人間の名前なんかさっぱりわからない。もっと言ってしまえば新卒なのか先輩社員なのかすら判別がつかない。しかしzoomならばそんなことを気にする必要がない。
名前は画面の下に配置されるから、顔と名前がとっさに出てこないということもない。名札を作ったり、「あれーこの人なんて名前だったっけなあ」と思いながら話をすることもない。
②発言者の内容を共有できる
新卒から講師への質問を全員が聞くことができる。フェアな情報共有のおかげで、個別に聞きに行く必要がない。というか聞く方も全員の前で聞くしかない。
恥ずかしいからあとでこっそり聞こうなどということは物理的に禁止される。
③服装のハードルが下がる
服装自由ですよ、と言われてもさすがに新卒では空気感もわからないし、オフィスに行くなら、無難にスーツを選んでしまうだろう。
しかしオンラインだとスーツを着ている割合は激減している気がする。私服で臨めるのは気楽だし、肩ひじを張る必要もない。
ただ下は履こう。
④休憩しやすい
大体研修で1時間~1時間半くらいのインターバルで休憩が取られるのがここ数か月のテンプレである。とはいえオフィスや研修会場にいれば、簡単に切り替えて心と体を休めることは難しい。
しかしzoomなら後ろは家。というかすべて家。ミュートと画面オフをポチればそこは家。ベッドにダイブしようが、ヨガをしようが問題ない。リラックスして英気を取り戻せる。
⑤トイレで社長に合わない
新卒のうちは初対面の連続だ。特に怖いのが「あれ、この人は会社の人かな、社外の人かな」というパターンである。なんかよく知らないおじいちゃんがいるなあと思っていたら挨拶必須の役員だった、なんて自体は最悪である。
ところがzoomならそういった不意の遭遇はなくなるし、自分でだれか判別する必要はない。不要なストレスはカットされる。
⑥お金が貯まる
多分飲み行こうぜ!ってなんないから。というか絶対そう。でも寂しい。
⑦寝坊のリスクが減る
一番大きいのはこれだろう。zoomはまさに新卒のどこでもドアである。極論始業5分前に起きても、ポーカーフェイスと寝ぐせのつかない上質な髪があれば問題ない。
恐らくだいたい1時間~1時間半くらいかけてオフィスに通う人が多いと思うが、その時間分寝られるのだ。疲れがたまりやすい新卒の身にこれは大きい。
それに一度寝坊すると「気まずくて会社に行きたくない」という人もそれ相応にいるはず。多分新卒の寝坊からのバックレ率は今年激減しているはずだ。
というわけで今回はzoomでほんのちょっぴり良かったことを紹介してみた。社会人各位は「この程度」と笑うかもしれないが思い出してほしい。今から思えばなんて事のない小学校時代の悩みは、当時の自分には世界の全てであったことを。
そんな我々1年生も入社後2か月が経過した。また段階的な緊急事態宣言の解除で、いよいよ対面する新卒も多いはずだ。全くもって、スリリングな日々である。