卒業まであと【33日】

審査会終わり!

原稿を覚えきれず、途中から緊張で何もかも吹っ飛び、最後の方のスライドは何と話したのかも思い出せない。そういえば、自分があがり症なのを忘れていた。準備してしすぎることはないなとつくづく思った。

中間審査や学会にセミナーなど、発表の機会は何度となくあったが、よりによって今回が1番準備不足だった感。研究の集大成ではなかったか?

意気込みすぎたとは思わないが、周りにがんばります!と吹聴したわりに見掛け倒しになってしまった。

前に立ってフロアを見渡したとき、聴衆の多さに気圧された。いくつもの目が自分かスライドを見ている。自分の番は午前中の早い時間だったが、朝も早くからこんなに人が集まるかという程。

どこを見て良いか分からなかった。自然と体はスライドに向き、ついぞフロアを見ることはなかったように思う。

質疑応答に入って、修論を読んでいる副査の先生はいくらか内容を分かってくれていたようだが、座長の「質問、議論のある方はいますか?」との声に静まり返る部屋。沈黙と目線が痛い。結局他にフロアからの質問はなく、持ち時間も過ぎたのでそのまま終了した。果たして人々に研究内容が伝わったかは謎。(多分グダグダし始めたあたりから伝わっていない)

口頭発表の機会は少ないが、ポスター発表は重ねてきたと自負している。すべては今日のため、審査会でとちらないために色々とやってきたはすなのだが、どうしてかしら、積み上げてきたはずが実際は何も積み上がっていなかったのかもしらない。

修論を書きながら文献を繰っていたら、むしろ頭の中が散らかって「何もわからん」状態になってしまった。

研究のことは何も分からない。


来週、また別の研究発表があるので、それまでに頭を整理しよう。

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