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【鑑賞日記】カマクラシックオーケストラ第2回演奏会に行った
カマクラシックオーケストラ第2回演奏会 @鎌倉芸術館
オーケストラコンサートを鑑賞するのは、しかもリアルでの鑑賞は、実に久しぶりでした。
音楽系の鑑賞機会が少ないし、ここ最近はオンラインばかりになっているし、いわんやクラシックをや、てな状況だったので、心機一転です。
プログラムは、
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番ト短調
チャイコフスキー 交響曲 第5番ホ短調
なんかクラシック音楽を聴くのが久しぶりなのか、受容感覚が鈍くなっているのかもしれません。けして退屈ではないのですが、心底ノレていないなあと思ってしまいました。
もともと自分が好きな楽曲って近代以降あたりのメロディラインががしっかりした作品なので、今回のプログラムはちょっと難しかったのかも。
一方でアンコールで演奏された曲は耳馴染みのある軽快で楽しい作品で、満たされ感がありました。
特に感銘したのはバイオリニスト吉江美桜さんのアンコールソロ(曲名が思い出せないのが残念)。聴いていてバイオリンという楽器が、楽器いう感覚から音を生み出す木製の道具のように感じされてきて(ゲシュタルト崩壊的な感覚でしょうかか)そんな道具が、美しく曲を響かせているという内面的な現象に動揺と感銘を感じたのでした。
ともあれ、ここ数年とんとご無沙汰だったリアルなコンサート、クラシック音楽に触れる機会を復活させていったほうがいいなと背筋がちょっと伸びたコンサートでした。