【夢記録】魔法を交換する夢を見た
友人から「月の魔法」を教えてもらう。
自分のもっている「桃の魔法」と交換である。
教えてもらった魔法をリュックに入れ、朝の早い時間に付き合いのある会社に出向く。
早朝のせいかその会社はまだ開いておらず、入り口もわからない。
会社がビルの2階にあることは知っていたので、ビルをまわりこみながら入ることのできる場所を友人と探す。でもやはり見つからない。
地下まで下りて、そのフロアにある薬局とスーパーを抜けたあたりが会社だろうと見当をつけるが薬局もスーパーも独立した構造のため、会社への入り口はない。
どうしたものかと途方に暮れていると、見知らぬくたびれた感じの若い男-プログラマ風だ-が話しかけてくる。自分が会社の入り口まで案内すると言う。
男が指差す先にスーパーの右脇に高さ1メートル程度の小さな鉄扉があった。それが通用門になっているのだ。
鉄扉を開けて中に入っていく。すごく狭く小さい空間になっている。人が通るためというよりは通気口やケーブル坑のようだ。
2メートル四方の吹き抜け構造で、四面の壁沿いに段というか、足場のような板や出っ張りが備え付けられている。それを階段として登っていく。
2階まで上ると会社に着くらしい。
だが、あまりにも不安定な足場で踏み外しそうな気配が満ちている。上を見ても下を見ても吹き抜け空間が広がっており、落ちたら危険だと容易にわかる。
数階上ったところでこれはあまりにも危なすぎると思い、このルートを使いことはことはあきらめることにする。
上るときはなんとかなっていたが、下りるとなると足場の板があまりにも頼りない。中途半端な段差のため軽く飛び移らないといけなかったりする。
これは下りるのも無理かもと心が折れそうになる。
そのとき友人がこういうときには「月の魔法だよ」と言い、魔法を使って体重を小さくし、ふわりと足場を渡っていく。
そうかその手があったか。と自分もさっそく魔法を使って下に戻っていく。