衛生管理者資格を取得した話〜勉強方法などの覚書〜 その1/4
はじめに
ひょんなことから衛生管理者の資格を取ることになった。これまで衛生管理者という存在はまったく意識しておらず、それってナニ? というレベルからのスタート。
そして試験勉強に没頭できる環境にいるわけでもなく、空き時間をみつけては勉強という日々を送った。
試験日は9月某日。勉強開始は7月後半。
勉強に必要な時間はだいたい2か月以上らしく、かなりギリギリでタイトな準備期間だったなあと思う。
勉強方法もテキストと問題集による独学なので、試験前日まで学びの手ごたえが感じられず、今から思えばもう少し腰を据えて余裕をもった勉強をすればよかったかなあとも思っている。
結果としては無事に合格。資格を取得することができた。その顛末、というかこんな勉強のしかたでもなんとかなったという記録をここに記しておきたい。
衛生管理者試験の概要確認
今回取得した資格は第一種衛生管理者である。
第一種の資格試験は5つの試験科目から、全部で44問出題の400点満点。合格するには全体で60%以上の得点、さらに5つの試験科目それぞれに40%以上の得点が必要となっている。
5つの試験科目はつぎのとおり。
労働衛生(有害業務)
関係法令(有害業務)
労働衛生(有害業務以外)
関係法令(有害業務以外)
労働生理
各所で言われていたとおり労働衛生と関係法令はやはり難しかった。
特に有害業務に関するものは普段の生活ではなじみのない専門用語がこれでもかというくらいに登場してくる。さらにそれらがどのように作用しているかというような複合的な暗記が必要になってくる。
一方、労働整理は日ごろの知識でカバーできる内容が多く、かなりとっつきやすかった。学生時代の研究分野が動物生理学だったし、そりゃあ知らないとはいえない分野である。また、日常でメディアから得られる一般的知識でカバーもでき、かなり補完できていたように思う。
たぶん労働生理は得点源用の試験科目なのだろうと感じた。
逆にいうと、ここでがっつり得点しておかないと総得点的にかなりきびしい戦いになるはず。
なんにせよ「働く細胞」は見ておいてよかったと思った。
(続く)
初出 24年10月22日
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