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衛生管理者資格を取得した話〜勉強方法などの覚書〜 その2/4

自分の勉強方法 その1~テキストを読む

まずは知識をインプットしないと話にならないので、最初はテキストを読み込み、添付の問題を解くというところからはじめた。

この方法だと、覚えた項目についてすぐに回答するので正答率も高くなる。ただこれでいい気になってはいけない。
しばらくしてあらためて問題を解こうしても、知識は定着していないせいで誤答してしまう。

これはけっこう凹む。ただこの段階では、知識の定着というよりもどういう知識が必要なのかという全体像を知るための学習と割りきってよい。

つぎに手をつけたのはテキストの読み込み2周目

実は、問題集を進めるつもりで、1、2問解いてみたところ、あまりにも覚えてないことに愕然とし、あらためて知識を覚えることを主眼とした勉強に切り替えたのだった。

ただ、単にテキストを読むだけでは絶対無理。1周目と同じことの繰り返しになるはず。
そこで愚直に書いて覚える方法をとった。具体的には覚えるべき要点をメモにまとめる方法である。

当初はノートに手書きでやるつもりではじめたが、それぞれの項目が複雑に連携していることが多く、これらを体系的にメモ化するのは手書きでは無理(まあ、そうなるだろうとは薄々思っていた)。

というわけで、ipadの出番である。編集可能な手書きメモであるフリーボードはかなり使い勝手がよかった。
たとえば、衛生管理者や産業医の選任要件などを表にまとめるための下書きや図入りのメモにするには手書きで、かつ切り貼りしやすいデジタルアプリとの相性は抜群、便利で、自分に合った方法だと感じた。

時間的余裕があればさらに手書きデータをテキスト化してもよかったかもと思ったが、知識の定着が目的ならそこまで凝る必要もないかなとも思った。そのかわりデータはpdf化し、スマホにも保存、ちょっと忘れちゃったかもと思ったときにすぐに見返すことができるようにした。


自分の勉強方法 その2~問題集を解く

つぎは問題集を解くことにした。

基本はひたすら問題集を頭から答えていく。
間違ってもいいので、とにかく一冊最後まで一気に解く(でも数日かかりました)。

といいつつ、あまりにも誤答が多い項目はテキストで確認もしたが、あくまでも問題を解くフェイズなので、テキストを読みすぎない、テキストに戻りすぎないよう意識した。

ここで役に立ったのが先に作成した手書きメモで、パッとみて要点だけを確認できたのはよかった。

ちなみに使用したのは一問一答形式の問題集である。同じ項目に対する問いがどのような質問文になるのかがわかり、質問文の形式が変わっても対応できるように思った(そうでもないことが試験当日にわかるのだが)。

また、冊子の問題集をメインに使ってはいたが、電車の中やちょっとした時間の空き時間にわざわざ冊子を開くのは、主に物理的スペースの関係でたいへんで使いづらいと感じた。
そこでそういった場面ではスマホに落とした電子書籍を活用した。

スクロール型表示にすると、冊子のようについうっかり回答欄をみてしまうミスを回避できるという副次的なメリットもあり、思った以上に使い勝手はよかった。

(続く)
初出 24年10月23日


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