「てにをは」を変えると求人は上位表示される?の都市伝説を解説します
こんにちは、採用コンサルタント(株)グランジュテ代表の伊藤です。
求人広告の「てにをは」を変えるだけで上位表示される。という歯科求人の都市伝説を今回は解説します。
◆グッピー
数年前までは「てにをは」を変えると新着求人として上位表示されたのですが、今はその機能が無くなっています。既存の求人を複製して「新着求人」として、新着求人内ではトップに掲載させることは可能です。
が、前日までスカウトメールを送っていた場合、スカウトメールを送った求人が無くなってしまいます。選考中の求職者がいる場合も自分が応募した求人が見当たらなくなるので「定員に達しましたか?」と質問が来ることもあり注意が必要です。
◆ジョブメドレー
ジョブメドレーの上位表示は「採用単価」を上げることにより上位表示されるので、求人を更新することによる上位表示は期待できません。
そもそも上位表示で応募は期待できるのか?
上位表示はある程度の効果は期待できます。例えば上位表示し、1カ月応募がなければ、労働条件、求人文、写真に問題があり、求職者の応募に至っていない可能性があります。
求人数が少ない、地方の場合、既に1ページ目に掲載されている可能性もあるので上位表示を意識しなくて良いかもしれません。
何処で上位表示させるか?
東京や大阪など他県や郊外から通勤が可能な場合は東京都、大阪府という県単位で上位表示させる効果はあります。
県内でも近隣からアクセスが悪い、他県からの通勤が難しい場合は、「市」レベルで上位表示されていれば安心してください。無駄な採用費用を使う必要もないでしょう。
求人は出しっぱなしでもいいの?
年がら年中出ている求人は、たまには休憩することも重要です。ずっと求人に困っている=定着率が悪いとも捉えられますので、人員が補充されたら、求人は停止しましょう。
補充されていない場合で、応募が来ない場合は勇気を出して1カ月求人を止めてみて、新しい写真と求人文で出直すというのも効果的です。