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ペットを見送った話
実家で飼っている14才の愛猫が亡くなりました。
亡くなってから何をどうしたらいいのか。
沢山のサイトから色んな情報を集めたのですが、結構大変だったので備忘録としてまとめます。
どうやって見送るか
市などに引き渡す
自宅まで業者に来てもらいトラックで火葬する
ペット霊園などに赴き火葬してもらう
1は、市のホームページに寄ると回収でも持ち込みでも1,200円。他の遺体と合同火葬でお骨は拾えないとのこと。
場所によって異なると思います。
実際に公共のサービスを利用した猫飼いさんは、あまり大事に扱ってくれないと言っていました。
ホームページにも死体処理とハッキリ書いてあります。
2は、業者の中でも一番多い形態のように思いました。
自宅まで来て貰えるので手間が省けるのと、24時間電話が繋がる業者が多くて便利な印象です。
料金は~1万くらいが相場のように思いました。
3は、まず合同火葬と個別火葬があります。
お墓を作りたいなら3だと思います。
お骨を持って帰ることもできます。
個別火葬だと更にお経をあげたり、棺に納めたりなど様々なオプションがつけられます。
愛猫は家族と話し合った結果、3のペット霊園で亡骸を籠に入れお花で飾り付けして個別火葬してもらい、お骨は持ち帰りました。
平日のお昼でしたが両親と弟と私の家族全員でお見送りしました。
火葬にかかった費用は42,000円でした。
ちゃんとお別れができて満足しています。
金額は猫の価格です。
地域や業者によって異なると思います。
ペットと一緒にお墓に入るには
お世話になったペット霊園さんのお話では、ペットと一緒に入るのは中々難易度が高いそうです。
自分のお墓にペットのお骨を入れたいと申し出ても、人間とペットでは行く先が違うため、お寺から断られるケースが多いそうです。
ペットが亡くなった段階で飼い主とペット共同のお墓を作れる所を探すのが良いみたいです。
亡くなったときにしておくこと
どこでお見送りするにしてもやっておいた方がいいことが沢山ありました。
手足を丸めて眠っている姿にする
目を閉じさせる
体液が出てくるからペットシーツを敷いたダンボールに入れる
保冷剤などで冷やす
形見として残しておきたいならヒゲや爪を切る
亡くなった直後は仮死状態の可能性もあるらしいので、私たち家族はあまり触りませんでした。
1時間半ほど立って瞼を下ろそうとしたら硬くなっていて完全には閉じさせられませんでした。
どのタイミングで閉じさせるのがいいのかは、今もよく分からないですが、あまり遅いと閉じなくなります。
また身体も亡くなった姿そのままになってしまいましたが、大きなダンボールじゃないと入らないので出来るなら丸めてあげると良さそうです。
うちの猫ちゃんは亡くなってから火葬まで36時間ほどあったのですが、少しだけ体液が出ていたようです。
タオルやペットシーツを敷いていると安心です。
うちの猫ちゃんの最期
9才で心臓病になってから4年半も頑張ってくれました。
猫の4年半を人間の時間に換算すると約18年。
嫌いなお薬も通院もよく耐えてくれました。
亡くなる3日前に後ろ足が動かなくなり、ご飯も食べられなくなってしまいました。
それでも9才の時の方が瀕死の状態で酸素室に入っていたので、まだ大丈夫だと気を抜いている部分が大きかったです。
後ろ足が動かなくなってからはご飯が食べられなくなりお水も飲めなくなって、強制給餌をしていました。
私も弟も実家に帰っていたけれど、今後どうするかで家族でも意見が対立していました。
強制給餌することと自然に任せること、どちらが正しいなんてなくて、家族が納得する形で最期を看取るのは難しいと痛感しました。
そして皆が家にいる夜中に猫ちゃんの最期の時が訪れたので皆で見送ることができました。
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