現在進行形のチャレンジと今考えているビジョン
こんにちは。しばらく時間が空いてしまいました。マザーテラス代表須藤です。5月のフェムテックイベント以降、新たなインナーウエアのプロジェクトの構想を考えたり、打ち合せをしたり、ご意見を聞いたりと、ありがたい毎日です。
さて、今年は、自宅脇の畑で綿花の栽培に挑戦しています。
普段何気なく身につけているインナーウエアにたくさん使われている綿=コットン。弊社では特に素材の良さにこだわっており、その中でもコットンは、前職から長く取り扱っていることもあり、私が個人的にその着心地や素材感が好きなこともあり、弊社でもたくさんの商品に使わせて頂いています。
フェアトレードコットン、オーガニックコットン、様々な生産背景のコットンを取り扱ってきましたが、生産の一番の源流である、畑のことをもっと知りたくて、まずは自分で育ててみることにしました。
地元島根県雲南市で、超長綿を生産されている、加藤完一商店さんに、希少な長超綿の種を頂き、コットンの種まきにはちょっと遅めの時期かと思いますが、5月19日に種をまきました。以下畑レポをお届けします。
5月19日 畝作り&種まき
畝づくりは、家事育児仕事の片手間なので、2日以内でできる程度の精度ということだけ決めて、あとは見よう見まねで、子供と一緒に行いました。
6月2日 双葉出る
種まきが遅かったので、ちゃんと育つかなーと心配しましたが、
6月2日はかわいい双葉が出ました。
6月19日 しっかりとした苗木に
ひ弱だった赤ちゃん双葉も、6月19日頃にはしっかりとした苗木の面持ちに。
7月31日 現在の様子
7月31日現在、こんな感じ。一部痛んだ葉っぱがあるのは手入れが行き届いていないせいかな。でも全体的には、立派に育っています。
草刈りは1ヶ月に1~2回程度、この酷暑の中、水やりは気づいたときだけ、というかなり過酷な状況にもかかわらず、順調に成長しています。ここまで元気いっぱいに育ってくれると育てているこちら側もなんだか嬉しくて、ワクワクしてきますね。
おまけ バラ栽培
10年ほど前、頂いた苗木がたまたまうまく育ったところから育て始めたバラ栽培。バラは、その香りはもちろん、たくましく、美しく、そしてトゲのあるところが好き。今年は4種類に増え、よりキレイに咲かせるためには?と考えながら、大胆に剪定する作業も仕事や家事育児の合間のリフレッシュに最適です。
少しでも生産の現場を身近に感じてもらいたい。そして自分の身体にも、働く人の暮らしにも、どちらにとっても心地良い選択で、未来の地球環境にもちょっといいことができる。そんな選択肢を、全ての女性が選べる環境を作って行きたいと思います。そして、いつか高い価値のある日本産コットンを世界に届けられたらな。そんな夢を持ちつつ、まずは実験中の畑からのレポでした。
新作ショーツ2作リリースのお知らせ
今年7月にリリースした新作ショーツ2作にも、オーガニックコットンを使用。信頼できるGOTS認証のオーガニックコットンを使用しています。
今年は、より大きな夢の実現に向けて、会社としての形づくりに奮闘中です。お盆前後には、コロナ後初数年ぶりに、海を越えて、工場訪問に行ってきます。
ものづくりの情熱で、世界を熱く、愛しい場所にしたい。
次回は、8月下旬頃、私が愛するものづくりの現場と、そこで働く人たちのレポをお届けしたいと思います。