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ついに出会えたサンタ・ムエルテ

サンタ・ムエルテとは何ぞや?
そう思ってこの記事を開いてくれた人も、
あぁ、あのサンタ・ムエルテね!
と思ってこの記事を開いてくれた人も
ありがとう。凄く嬉しい。

最近、私の中で重めの記事が連続しているので、マイブームについて語ろうと思う。
そのマイブームとはズバリ、「サンタ・ムエルテ」。

サンタ・ムエルテは、メキシコの神様。
意気揚々と語っているけど、私はサンタ・ムエルテを知って1ヶ月ほどのめちゃくちゃひよっこである。

ちなみにサンタ・ムエルテのサンタって、「聖」って意味らしい。
つまり、あのよく聞くサンタ・マリアってそういうこと。
気になるムエルテの意味は「死」。怖すぎる。

それにしても、なぜ急にサンタ・ムエルテという存在を知ることになったのか。遡ること1ヶ月前。
いつものように、寝る前にメルカリでネットサーフィン(?)をしていた時にそれに出会ってしまった。

なんだ、これは……??

それから数週間が経ち…気づいたら、家にいた。
欲に負けて、置物を買ってしまったというわけである。
でもいいんだよ。かわいいから。

神様を家に置くなんてやべぇんじゃねえの?
と思う方もいるかもしれない。
確かにサンタ・ムエルテは、見た目から既にただならぬパワーを持っていそうな気がする。

で、どんな顔なん??というわけで、お写真ご用意しました。
正真正銘、自宅で撮影。

きゃー!!!!

えっ、これが神様……?

これを今読んでくれている人は、間違いなくそう言っていると思う。

見た目怖いけど、ちゃんと神様。
もう少し詳しく言うと、死を象徴した神様。
起源は結構ナゾなままだけど、メキシコ周辺ではかなり有名で、信者も続々増加中の超気になる存在。

写真のサンタ・ムエルテは白色の服を着ているけど、この服の色によって意味合いも変わってくるらしい。
つまり、商売繁盛!とか、良い人に出会いたい!とかそういうお願いによって、その色を着たサンタ・ムエルテをお迎えするといった感じ。
お守り的な存在として見てみると、この辺は日本とも似ているかも?

私がお迎えした白色は、一番オーソドックスで(骨の色だしね)純粋を意味する色。負のエネルギーを吸収してくれる効果があるらしい。
割と本気で吸収してほしい。

今回、更なるサンタムエルテへの理解を深めるために、こんな本まで図書館に行って借りてきてしまった。恐るべしハマりよう。

正直、難しすぎた!
でもめっちゃ詳しくなれる!(語彙力0)

メキシコを中心に神聖視されているサンタ・ムエルテ。やっぱりこの見た目なので、呪われるみたいな負のイメージもあって、結構偏見持たれがちみたい。うん、納得。

そして実はあの有名すぎるキリスト教と仲があまり良くないらしい。
サンタ・ムエルテ側は宗教の掛け持ちOK!と言っているけれど、キリスト教側が良く思っていないっぽく。
マリア様が骨化した存在(サンタ・ムエルテは女性!)みたいな説も浮上していて、ますます微妙な溝ができている状態なんだって。
宗教ってあんまり深掘りすると、知らないうちにヤバい位置まで進んでいたりするので、この話はここで終わり。

そしてこれが一番嬉しい。
サンタ・ムエルテ、どんな願いでも受け入れてくれるらしい。

大体、お願いって人が幸せになるようなものをお願いするのが暗黙の了解みたいな感じだけど、サンタ・ムエルテはそんなこと気にしない。
ムエルテさんが「ヨシ!この祈りは妥当!!」と思えば、人の死や不幸も叶えちゃう。ちなみに思ってもらえなかった場合は、自分に返ってくる可能性こともある。
やっぱりお祈りは、いつでもどこでも本気と覚悟が必要だね。

誰にでも平等に訪れる〈死〉をモチーフにしているだけあって、誰の願いでも、どんな願いでも、なんでも叶えてくれる。これが納得すぎる。

手に持っている鎌にもちゃんと意味があって、私たち都会暮らしには〈鎌〉って恐ろしいイメージだけど、信者さんには悪や負のエネルギーを刈り取ってくれるものとして捉えられているらしい。
メキシコって国自体が環境だったり、階級の差だったりと日本とは違う部分が多いからね。鎌を日常で見かける機会も段違いだろうし。

というわけで、ご利益のために毎日祈りをささげるわけなんだけど。

やるならガチでやるぞ!とお供え用に水を入れる容器を探していたら、ここに来てフライングタイガーのハロウィングッズが大役立ちすぎてびっくりだった。

ちょっとデカいけど、デカいに越したことはない
おっかなびっくり50円で購入

私がフライングタイガーのハロウィングッズに翻弄された時の記事はこちら。よければどうぞ。

サンタ・ムエルテ生活!最高!Let's Enjoy!

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栖山 依夜
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