Busan International Film Festival REPORT3 釜山国際映画祭について
TOP画:巴山祐樹(釜山にて撮影)
次は観劇した映画について。
ここでしか観れないだろうものをピックアップ。とにかく沢山拝見しました。
インド映画[Bhonsle] Director: Devashish Makhija
国際映画祭は字幕は英語が基本。映画によっては分からないものもあります。これに関しては、まだ分かりやすい方でした。
主人公Kakaは、公職を引退し世捨て人のように生きています。他人との接触を断とうとしている。でも町ではどうやら尊敬されてる立場のよう。そんな彼の隣にシングルマザーが住み始めます。30歳くらいの母と10歳くらいの息子。気が付くと関わらされており、Kakaは自分が助けられたりする。そうすると「恩」というものが生まれてきます。最後にKakaが取った行動は、胸打つものがありました。この母が受けた惨いことに対する報復。辛いラストなんですが、「想いは形を変えて返ってくる」というものがありました。ゆったりした流れが多いので、前半ふつうに見てたら寝ちゃうんですけど、何かやろうとしているのは伝わる。そこなんです。なんとなく撮ってないんですよ。
カンボジア映画 [The Prey] Director: Jimmy Henderson
アクションは見飽きない笑
カンボジアで、中華系のポリスぽい人が、多分潜入して何かやるんだけど、監獄で連れ去れてしまう・・。囚人複数人が連れさら、何があるかっというと、ここでゲームが始まるんです。森に囚人を解き放って逃げさせる。それを銃で追い詰めて殺すまでのゲーム。まあなんということでしょう・・
主人公は、もうめっちゃんこ強い。ここで、相棒ができます。やはりここでも感じるのは「放った報いは形を変えて返ってくる」という法則
ちなみにエンディングのほうで、後ろのドイツ人複数人が失笑していました。何故失笑か?あ~・・まあ分からないでもない。でも笑うとこじゃないよね。国の違いかもしれません。