大人になって北斗の拳を読んでみたら
小学生の頃流行った北斗の拳。
子供の頃これを読んで衝撃を受けた。
なんて面白くて、男臭くて、美女ばかり出てくる漫画なんだろうと。
クラスでは皆、北斗神拳や南斗水鳥拳の真似が流行った。
中でも人気だったのは、ケンシロウ、レイ、ラオウ。
もちろんラオウみたいなぬぁぁーって人もいたし、体が大きいだけで、山のフドウとか言われる人もいた笑
でも中でも人気があったのは、レイの南斗水鳥拳。
これは流行った。
みんな何かあると、「ヒャウ!」「あたぁ!」とか仲間内で言っていたが、ドラゴンボールも流行っていたので、「あたぁ」といって軽く殴ってくる人に対して、かめはめ波を撃つ人もいて、もうぐちゃぐちゃだった。
かめはめ波、いきなり奥義だよね笑
段ボールとメガネのレンズで作られた、自作のスカウターを片目にはめて、戦闘力を測る人まで出る始末笑
ケンシロウと悟空どっちが強いんだ会議まであった😆
かめはめ波撃たれても、ケンシロウはかき消しちゃうとか、逆に悟空が秘孔突かれて破裂しちゃうとか、もうめちゃくちゃ笑
北斗の拳に話を戻すと、たまにアミバとかユダが好きって言う人もいたね。
私はトキになりたかったが、サウザーも好きだった。
サウザーの技を机の上に登って、高いところから手をクロスして、下にいた人に斬撃を喰らわすことをよくやっていたが、今考えたらプロレスのクロスチョップだね笑
ふはははは、俺の身体は生まれついての帝王の体!
だれもおれを倒すことはできぬのだーーーっ!!
なんて台詞言っていた気がします😆
だけど一生懸命そんなマネをしても、私はずっと、雲のジュウザと呼ばれていた。
なんの脈絡もなく色々なところに飛ぶから掴めないらしい笑
(これについては後日また言い訳したいと思います笑)
でも、大人になって、読んでみたらまったく違う世界が見えた。
世紀末、核戦争で荒廃した世界の話しなのだが、不思議と悲惨な光景よりも、そこから這い上がろうと奮闘している人々が、必死に生きている様が魅力的に写った。
そして北斗の拳の最初に出てくる種もみじいさん、本当に頑張ってたんだなと、見方が変わっていたことに気付いた。
今日よりも、明日なんじゃ〜
僕は大人になったんだなぁ笑
だが、本当に気になったのはこれ。
全部を話すと大変なので1部を注目すると、モヒカンの男達が暴れ狂い、食料や水を奪う。
北斗の拳の中では雑魚扱いされているが、現実にあんなでかくて筋肉隆々の強えヒャッハー達がたくさんいたら、世界は滅んでいるだろう。
なぜなら、武器(銃とか刀)が中々手に入らない荒廃した時代に、こんな筋肉隆々なでっかいヒャッハー達がいたら普通に勝てないから笑
子供の頃だったら、根拠のない自信で「俺なら勝てる」なんて妄想していたけど笑
でも悔しいから、このモヒカンヒャッハー達に勝つために色々考えた。
私はキックボクシングを少しやっていたから、ヒャッハーにローキックを蹴って、プロレスラーの武藤敬司さんみたいに、膝を痛めてこうなるのか、頭の中で試してみた。
いや、ならない。
たぶんヒャッハー達は、「なんだそりゃ、ヒャッハー」と言うに決まっている。
一人倒すのに手間取っていたら、たくさんのヒャッハー達が集まってくるのは間違いないだろう笑
やつらは強い上に群がっているし、卑怯だし、棍棒もってるから😆
なので、大男の卑怯には小男の卑怯で対抗して、小回りのきくこちらの利を活かし、逃げながら、でかいヒャッハーの膝に小石を当てまくる戦法を考えた。
武器がない時代でも小石くらいは落ちてるだろうし、ヒャッハー達の足が動かなくなれば逃げ切れるから。
だが、ヒャッハー達は足にプロテクターをつけているし、それを破壊するくらいの石なんて投げられない。
せっかく確保した水を、頭からジャバジャバかけちゃう程頭悪い人達だが、身を守るすべを知っている。
ずるい、汚え笑
勝てない。
どうやっても。
やはりケンシロウに頼もう笑
必要なんだ彼が。
くだらないこと書いてしまいましたが、小さい頃読んだ漫画を大人になって読むと全然違う世界に見えるというお話でした笑
トキになれたら整体もすごいことになるんだけどなー笑
お読みいただきありがとうございました。
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