【naotta】大事な徐波睡眠とれてますか?(脳を休める睡眠)
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、
ノンレム睡眠のより深い眠り(第3段階と第4段階)を徐波睡眠といいます。
※レム睡眠とは、脳は比較的覚醒に近いが身体は完全に休んでいる状態。これも浅い眠りと勘違いされやすいですが、身体の眠りは浅くなく、脳の記憶の定着のために非常に大切な時間です。このレム睡眠の時には、眼球が動き回る事が知られており、その動作の頭文字からREMと命名されました。眼球だけでなく、身体の色々な所が最適化されているのか、血圧などが乱高下したりします。もし、ここで脳が完全に起きてしまうと、身体が完全に休息しているのに、脳が覚醒して金縛りのような状態になります。
※ノンレム睡眠とは、脳も身体も休息する睡眠で、90分~120分の間に、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に入れ替わり、記憶の定着や身体のリセットと脳の完全休息を行います。ノンレム睡眠には、第1段階~第4段階まであり、第1が浅く、第4が深い眠りとなります。
徐波睡眠はノンレム睡眠の第3~第4段階の一番深い眠りで、脳や身体が完全休息することで、成長ホルモンが大量に分泌されて身体の各部位が自動修復され、免疫力も向上します。
徐波睡眠は入眠近くのノンレム睡眠サイクルで一番深い段階となり、その後の深さ(段階)は減衰していくため、どれだけ長く寝ても、惰眠をむさぼっても獲得できないという特徴は知っておきましょう。
徐波睡眠レベルまで深く眠るためには、動画の通り、かなりコツがいりますが、一度、自分の入眠の特徴をつかんでしまえば、徐波睡眠の力で、毎晩の身体のリセットがうまく働き、健康で若々しい身体を維持することもできます。
<徐波睡眠獲得のコツ>
1.温度
体温が下がっていくタイミングに合わせて入眠することで、
一気に深い眠りに落ちていきます。
風邪をひかない自分なりの方法を試しましょう。
※動画では私の例も紹介してます。
2.湿度
だいたい50%程度と言われていますが、部屋の環境や測定器の癖にも
左右されます。
自分の部屋の湿度計で、何度が自分に合ってるかを検証して、その湿度を
狙ってコントロールすれば快適になります。
3.静寂
安眠にはあたりまえですが、睡眠中の音によって、せっかくの深い眠りが
覚醒してしまう事は徹底して避けましょう。
よくあるのが、アラームのかけ間違い。(自分も家族も)
入眠する前にしっかり準備しておきましょう。
※自分の睡眠を守るためです。自分でしっかり確認したいですね。
4.適度な運動
入眠直前の4時間にかからない時間帯ですることが大事です。
適度に疲れることで身体が深い眠りを求めます。
だからと言って、無理に疲労しすぎて逆に覚醒しないよう注意してね。
5.スマホ・TVなど電子画面禁止
入眠前1時間は電子画面を見ない方が、スムーズに入眠できます。
いくら人生の楽しみがそこしかないと言っても、それを続けるのは、
身体の蓄積ダメージが累積することになるので、やめた方がよいでしょう。
うまく別の時間帯で楽しみを見つけましょう。
お風呂の前にスマホを見て、お風呂で1時間ゆっくり過ごし、それから
入眠するようにすれば、自動的に入眠前1時間は電子画面の光を見ないで
すみます。
うまく徐波睡眠を毎日獲得して、身体のダメージを回復させましょう。
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