【naotta】牛乳リスク(乳糖不耐、αカゼイン消化不全など)
しかし、様々な研究データにより、2000年をピークに世界中で消費量が減少している状況を説明しています。
まだまだ、日本でも牛乳を常飲する文化がありますが、アレルギーを少しでも起こしている方は、注意しましょう。
※20%牛乳耐性がある方はおられます。その方が、αカゼイン不消化をうまく対処できて、さらに栄養学を基に、他の栄養素とうまく組み合わせて飲むなら、健康食といえるかもしれません。
※ただし、この時もマグネシウムが足りないからと、サプリなど人工物で補う事は絶対やめましょう。
①乳糖不耐症
大人になると分解できない乳糖を、大人が飲む弊害があります。
乳はもともと爆発的に成長する赤ちゃんのためのもの
※人でも牛でもこの点は同じ
赤ちゃん用の成長ホルモンなど、大人が飲むものではありません。
②αカゼイン不消化
カゼインには3種類あり、人乳のカゼインは人間でも消化できますが、
牛乳のカゼインは人間には消化できません
消化できないカゼインは以下③の大きな弊害を引き起こします。
③腸壁バリア破壊による全身アレルギー炎症
上記の消化できなく残ったカゼインなどが、小腸の腸壁バリアを破壊して、
腸内の有毒物質が腸壁から体内に流れ込みます。
そして、その有毒物質は血管を通じて全身に運ばれて、腸の近くだけでなく、
全身的なアレルギー炎症がおきるのです。
④骨粗鬆症予防でなく促進するリスク
カルシウムとマグネシウムの比率の悪さが問題なのです。
※その意味でカルシウム自体に罪はありません。
骨を作る際、カルシウムとマグネシウムは1:1~1:2程度の比率で
使われますが、マグネシウムは現代人が枯渇しやすいもの。
カルシウム過多となるとマグネシウムの枯渇が早まり大きな弊害を生みます。
その1つとして、身体が防衛反応として、身体の中のカルシウムを
排出しようとする動きです。
骨からカルシウムを溶け出させ、排出するのです。
この仕組みで骨粗鬆症を誘発します。
カルシウムを大量に取ったのに、骨がもろくなるというのは、現代の日本の
教育の問題なのか、周知の問題なのか、あまり知られていません。
しかし、これは2000年台の研究で既に判明していたことで、アメリカでは、
1998年頃から牛乳の広告で骨粗鬆症の効果宣伝が消えました。
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