アラサーは発達障害の男性がとにかく怖い

ひら

わたしは今泣きそうだ。

今日も運送会社に行ってきたのだけど、
今日の男性タイミーは個人的にめちゃくちゃ怖かった。
あの人と同じ空間で作業するのは結構キツかった。
でもレビューにまたお願いしますって書いてある。
やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。


わたしは発達障害っぽい男性が駄目なのかもしれない。





とにかく怖い。
もう目を見られるだけで怖い。
あまり長い時間一緒にいたら、
きっと手や膝が震えてくると思う。
もう怖いしか考えられないけど、
落ち着いて文章を書こう。


わたしは一体いつからこんなに男性が苦手になったんだろう。


たぶんタイミーを始めてからだと思う。
思い当たることが多々あるので書いていこう。

まずは去年の7月、
耳が聞こえないおじいさんのいる食品工場で、
夜中にピッキング作業をしたときだ。
おじいさんは障害持ちらしく、
時々大声を出すし口も悪いので、
何かあったら社員を呼ぶように言われた。
おじいさんは商品を置く向きが違うと、

「これ誰が置いたんだコラァ！！！」


とその都度怒鳴り、
わたし以外の男性タイミー達もかなりビビっていた。そこのピッキング作業はラインではなく、
書いてある商品のところに各自が向かうスタイルだったので、
わたしはそのおじいさんが後ろからやってくるのが怖くて怖くてたまらなかった。
いつの間にか手がガクガクと震えていたので、
シールの束を持ったときに上手く持てずに何度か落としてしまったほどだ。
休憩の時間になっても身体は震えていて、
わたしは恐怖のあまり朝4時に母親に、
「今日の現場怖い。帰りたいけど電車がない。」
とSOSのLINEを送った。
その頃にはもう好きな人の工場に出入りしていたので、
「一緒に働くのがあの彼だったらこんなに怖い思いをしなくて済むのに。今会ったら泣きそうだ。」
と思った記憶がある。

そして好きな人の工場でも、
去年の今頃しつこく話しかけてくる鬱持ちのバツイチの男性タイミーがいて、わたしはかなり嫌だった。
初対面から自分の学生時代の話や元カノの話を延々とされて、
その頃は本業も忙しくてクタクタだったのに、
その後に時給1000円以下でホステスなんてやってられねえよと思った。
当時好きな人はもう過労で寝込んでいていなかったからよかったけれど、
わたしは八方美人なので笑いながら聞いてしまうし、
彼はわりと顔の整った人だったのでパートさん達はデレていたから、
わたしもデレてると勘違いされたら最悪だなと危機感を感じた。わたしが好きなのはこいつじゃない。
頼むから連絡先とか聞いてくんなよと思いながら、
彼の前では疲れた気難しい女のふりをしてなるべく距離を取った。
わたしは八方美人なのでこういうことをするほうが疲れてしまった。
その後彼は別のバツイチ子持ちのタイミーと付き合い出したので女なら誰でもよかったんだろう。

そして今年の春に手をにぎにぎしてきた、
好きな人の工場にいる社員なのかパートなのかわからない男。（過去記事参照）
10年以上男と握手以上のことはしていない女が、
好きでもない障害者かどうかもわからない気持ち悪い男に手をにぎにぎされたのはかなりキツかった。
恐怖のあまり、
当時は美容室や脱毛サロンや同担の女の子など、
出会う女性達にとにかく対処法を聞きまくった。
わたしはいまだに1人で工場の階段を歩くのが怖いので、
彼の工場に行くときは母親に電話しながら出勤している。
できればあいつとはもう二度と会いたくない。

同じ頃だろうか、
いつもの運送会社でここの人かと思って目を見てにっこり挨拶しただけで、
わたしの後をぴったり付いてきて、
（わたしが1歩でも動くと一緒に付いてくる）
ラップ巻きのときまで一緒にぐるぐる回って付いてきて2回もお尻をぶつけた男。
あいつもたぶんまともな人ではないと思う。
もう少し一緒にいたら手が震えてきそうだった。

わたしはあれからここの運送会社に来る男性タイミーとはほとんど目を合わせなくなった。


今日の男性タイミーは太っていてこいつにそっくりだったのもあって怖かったのかもしれない。


ざっと思い出せるだけでこんな感じだ。
別にたいしたことはされていない。
わたしは若くも美人でもないし、
もっと酷いことをされている女性はいっぱいいるだろう。
でもわたしはどの人も泣きそうなくらい嫌だった。


わたしの好きな人は、
わたしがちょっと過敏なことにおそらく気がついている。


発達障害みたいな男性が苦手なことにまでは気づいていないと思うけれど、
わたしは彼に突然後ろから声をかけられたとき何度も全力でビクついているし、
（彼はいつも足音がしないので本当にびっくりして、
仲の良い女性タイミーにしがみついたこともある）
わたしはいつも声が小さいし、
彼と目が合っているときも異常にまばたきをしているから、
いつもおどおどしていてちょっとめんどくさそうな女だと思われているはずだ。

だから彼はわたしにあまり話しかけてこないし、
わたしが話しかけたときも耳を近づけてくるし、
わたしに指示するときも目線だけで教えたりする。


あれは彼の感じが悪いのではなく、

たぶん彼のわたしへの配慮なのであって、

結局わたしが挙動不審なのが全部悪いのだ。



だからわたしは知らない男性に慣れるための訓練だと思って男性しかいない運送会社でいつも働いている。
今日も男性タイミーだけは本当に嫌だったけれど、
ここのドライバーさん達はいつもみんな優しいし、
（今日も昨日初めて手伝ったおじさんが飴くれた）
仕事柄発達障害っぽい人はさすがにいないから、
わたしはここの人達は全然怖くない。
ここの人達とは普通に話せる。
今日もここで蚊に刺された話をしていて、
おじさんは全然刺されないと言うので、
「わたし美味しいんですよぉ〜！」
なんて馬鹿なことを言ってたくらいだ。
ここの人達は大丈夫。怖くない。
あれでもそれじゃ訓練にならないのか。

わたしだって同担の女の子みたいに普通に彼に「髪切りました？」なんて声をかけれるようになりたいさ！！！




でもコミュ障のわたしはこういう努力しかできない。
年頃に現実の男性と関わることのなかった元追っかけのわたしができるのは、
サイン会の一瞬で推しに伝えたいことを伝えるために突然大声で突拍子も無いことを言うだけだ。
（過去記事参照）
一体何をどう頑張れば、
彼女みたいに好きな人の前でも堂々としていられるのだろうか。
わからない。わからなすぎる。
でもわたしだって好きな人と普通に話してみたい。
誰か本当に教えて欲しい。