2021年7月22日木曜日 見てはいけない昼間の情事
自転車でアトリエに行く途中、パン屋のsouに寄る。
麗しいマダムたちが店主のげんちゃんを交えてきゃあきゃあやっている最中で、何か見てはいけない昼間の情事を見たようなそうでもないような。
マダムたちが去り、パンを買って、げんちゃんと熱中症は危ないという話をする。
げんちゃんは昔、三畳くらいの狭い部屋でパンを焼いていて、毎年夏はいつも頭痛がするのは何でだろうと思ってて、それ熱中症じゃないと友人に教えてもらい、エアコン入れたら元気になったとのこと。
私も毎年アトリエ暑くて大変なんだけど、どうしようと言ってるうちに思考能力が失われて月日が経ち、秋が始まるので、毎年よく分からないという話をする。
げんちゃんが色々対策を検討してくれたが、話しているうちによくわからなくなり、もう熱中症なのではないかと思ってお店を出た。
家族でやっているsouは最近新生児が生まれて嫁さん息子が不在で、しばらくげんちゃんはお店に一人でいるらしい。
出産祝いにタオルを買って持って行こうと思った。
アトリエで雑事をこなし、引っ越しのため退去連絡を不動産屋にしたら、今日は休日で担当が休みなので折り返し連絡させますと言われて、今日が休日だと気づいた。
キャンバスロールを適度な大きさに切る。
しゃがんで立ち上がる度に立ち眩みがする。
今日は、それほど暑くないと思っていたけど、体は正直なので、無理しない程度に進める。
そのうち仕事場をシェアしているDJ兼シェフの若松さんが来て、ああやっぱり今日は休日なんだなと思い、若松さんがいつもと変わらないグッドミュージックをかけてくれながら、四方山話。
引っ越しをしてとても快適になった、キャンプに行ったら楽しかったし面白い人に会えた、フィッシュマンズの映画見たら悲しくなって帰りに奥さんとピザを食べた等々。
若松さんが帰り、キャンバスロールを全部、P20サイズにカットしてしまおうかどうしようかと考えながらだらだらやっていたら、いつの間にか全部カットし終わっていた。
家に帰り、パートナーといつもやってるプロジェクトについてLINEでやりとりしていて、眠いのを堪えながらやっていたら、いつの間にか部屋がキレイに片付いていた。
それなりに嫌な目や、思い通りにいかないこともあり、決していい日とは言えなかったけど、なぜか色々雑事が片付く不思議な日だった。
思いつく限りの呪詛、恨みつらみ、文句、我が儘の限りをグダグダnoteに愚痴ろうかと思っていたが、そういうことを世界に押し出したいわけじゃないなと思い直し、書いていた内容を全部消して、これも非常にスッキリした。
今から気持ちよく眠れそうだ。
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