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2024/07/22 老舗の筆屋

博多に室町時代から続く老舗の筆屋があり、ここは表装もやってくれるところで、最近思いついた軸装のアイデアを可能かどうか聞きに行った。
店頭に座っていた初老の店員さんにキャンバス地のサンプルを見せ、作品アイデアを聞いてもらう。
天地10cmの余白を作っていれば可能だろうと言われ、作品の方針が決まった。

その後、店舗で応対してくれた方とは別に、かねて懇意にしてもらっているIさんからも連絡をもらい、同じ説明をして、店の職人とより詳しく確認しておくと言ってもらえ、流れでお互いの近況を話す。
Iさんはもう80になったですよと言っていて、いつまでもお元気で仕事されてて何よりです。
度々お会いしてお話してもらっているが、他作家の作品取り扱いについてやりとりしただけで、自分の作品について相談に乗ってもらい、とても嬉しい。

文字通りの炎天下、街中でどこに行く気にもならず、車を走らせてららぽーとに入りクタクタで座り込む。
夏休みが始まり、外は酷暑でショッピングモールの中は人で賑わっている。
妖怪さんと合流し、彼女は小籠包スーラーメンセット、私はしじみラーメンを食べて満足して、椎葉へ。
椎葉に帰れると思うと、俄然元気になった。
途中、妖怪さんと道の駅通潤橋で見た月はほうじ茶の色をしていた。

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