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2024/08/16 夏祭り、軽々と秘境に分け入ること

今週火曜日の小崎夏祭りのことを思い出す。
あれは何だったのか。
昼飯を作りながら、ナイジェリアのオシュンミュージックフェスティバルとほとんど同じ感じがしたことに思い至った。
その場で起きていること以上の美しいバイブスとしか形容できない目に見えない感覚が空間とその場にいる人たちに漂っている居心地の良さ。
突拍子のない出し物と演者たちの真摯さと全身で表現されている楽しさ。
驚きと遊びに満ちたエンターテイメント。
そういった常套句がこれほど的確に肌身にしみる日があるとは本当に驚いた。

萩のアーティストのとおるさんが遥々訪ねてくれて、彼の話を聞く間土砂降りの雨だった。
暗くならないうちにと外に出ると雨上がり、まったく昼間と違う空気になっていた。
最近どこに行っても香る小豆の匂いがここでもした。
軽々と秘境に分け入ることが出来て、いつも通りの話をしてくれる友人が訪ねてくれることを思うと胸がいっぱいになる感じがする。

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