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松島盆栽の誤解とチャレンジの気風
松島盆栽プロジェクトに参加してきました。その活動レポートをHPでかきましたので、良ければお読みください。
今回から「日本三景を世界に誇れる風景にしよう」という名称に変わったのですが、僕は最初の名称が好きなので、これからも「松島盆栽」を使っていこうと思います。
ところで、この「松島盆栽」という言葉。やっぱり言葉というのは難しいなぁと思ったのですが、インスタでこの活動の報告をしたあと、コメントを通してある批判をいただきました。
松島盆栽はやめてほしい。松島の松は自然のまま。人が介入してはならない。
といった内容でした。
私は、
松は切りません。蔦や雑草が蔓延り松の生育環境を荒らしているのが現状です。人が手入れしないからです。
と返信しました。今のところ、それに対する返事がないのですが、コメント主が気づき、少しでも誤解が解け、ご理解いただけたら嬉しいです。
さて、その後、あることに気づきました。
もしかしたら、「松島盆栽」という言葉を、松島の松を切って盆栽にするプロジェクトだと思っていないかということです。たしかにそうであったら、コメント主の懸念もよく分かります。ただ、僕たちはそういうことをしようとは思っていません。
松島盆栽とは、松島を「海に浮かぶ盆栽」のように、風光明媚な姿にしようというものです。先ほども述べましたが、現在の松島に浮かぶ島は雑草や雑木が生い茂り、松が隠れてしまっているのが現状です。日本三景と謳われる松島がこうでいいのか、もっと人の目に焼き付く松島でなければならないのではないか、そう思って有志が集まり、景観美化に取り組んでいます。
発起人の阿部さんは言います。
この活動が注目されれば、日本全国からこのプロジェクトに参加したいという人が集まってくる。お金を出してくれる企業スポンサーだって出てくるかもしれない。そしたら、経営に苦しんでいる植木屋や庭師だって仕事がもらえるようになる。地域の人だけじゃなく、全国の人が日本三景を日本の誇りとし、自分たちの宝だと思うようになったら、世界中の人がもっとこの日本の風景を見たくてやってくるに違いない。自分はそう夢見てるんだ。
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そんな壮大な夢を抱いています。笑われる人もいるかもしれませんが、僕は笑って捨てるほどに理想論だとは思いません。かなり現実的な夢ではないかと思っています。
つい先日、こんなニュースが出ました。
町職員募集の採用枠11人に対し、140人の志願者。昨年度の3倍以上の応募だそうです。なぜか若い人に利府が注目されています。
チャレンジの街。そういった気風が少しずつ街に浸透し、周辺へと流れ込んでいる印象です。若さと自主性にあふれた街に変貌しつつあるように感じます。