事故。
事故は起こるものです。
幸い、私の身にはなにも不幸はありません。今日も元気なもんです。
昼休憩に知人と話した話題から、「事故は起こるもの」という話題。
重大な事故が起きた際の、シミュレーションはさまざまなところでやられていて、会社も例外なく「重大な事故が起きた際」のことは考えられているわけです。
さて、じゃあ、重大じゃない事故は?
事故というとおおげさだな。
改善したほうがいいこと。って意味の。
例えば、
給湯室の湯沸かしポットが、8割くらいしか棚の床面に乗ってない、揺れたら落ちる。実は、休日の地震で空っぽのポットが落下しているのをみたことがある。
とか
強風の日は入口のドアが急に閉まるから、みんな気をつけている。
とか
プロ野球の試合結果によっては、課長の機嫌がわるい。
とか
雨の日は入口の大理石っぽいヤツがすごく滑るから、スカートは履かずに、なんだったらコケてもいいようにズボンの着替えも持っていく。
とか。
そういうちいさいけど、我が身に降りかかりそうなヤツ。厄介だけど、会社事にはならなさそうなヤツ。
わりとたくさんある。
大きいものと小さいものを比べると、わかりやすくて。
けど、実際に、働くときに従業員側からみたら、くそめんどくさいのに、上司は「知らない」ことになっているヤツ。
そういうの、あるよね。
で、気付いたんですよ。
「重大な事故」のときに使われる連絡網と、「そんなでもない事」のときに使われる連絡網。
そんなでもない事は、クラスの裏掲示板みたいな勢いで、従業員にだけ広く伝わっていく。翌日には自分も知ってる。(つまりは、ほぼ全員が知ってる)のに、課長は知らない。
そんなでもない事は、家族LINEみたいな勢いで全員に知らされているのに、父親(部長)だけしらない。みたいな。
それと、大前提として、会社のお金を内部のために使う事って、純粋な利益を削る行為なので、したくないよね。という論理で会社は動いている。
「重大な事故」を防ぐためには、お金を使う。
なぜなら、莫大な利益が秒で吹き飛ぶ場合があるから。
そういう改善がされる場合は、ちゃんとお金が使われる。
給湯室の湯沸かしポットは永遠に変わらないけど、社長室の湯沸かしポットは一度社長がやけどしたので、お湯が出るウォーターサーバーになったとか。
結局、何が言いたいのかというと、
従業員の下層でぐだぐだ言ってても、会社の環境は何も変わらんよということ。
性善説や他社の事例をとなえても、社長は従業員にはお金を使いたがらないよ。ということ。
大手企業の福利厚生の事例もあると思うけれど、利潤に対する福利厚生の金額の率で見てみたらいい。税金対策以外の理由が見つかれば、ぜひ、noteの記事にしたらいい。
会社の環境を整えたいなら、重大な事故が起きた時と同じ連絡網に載せる仕組みを整えよう。
重大で緊急ではないことも、まな板の上に上がる制度を考えよう。
そういう見方をすると、理由が必要。
理由ってのは、株主に説明する説明のしかた。
さぁ、あなたが株主だったら、自分の配当分を減らしてでも、従業員に還元してあげたくなる部分はどこだろう?
配当を減らした分を回しても納得できるとしたら、どんなことだろう。
そういう見方で、自分たちの愚痴を眺めてみよう。
何度も何度もぐちぐち言ってる同じ話題。
暇だろ?
暇なんだよ。
そういう理由づけが上手な会社は、たぶん、従業員の居心地が良くなっていくよ。
だって、利益も最大化されるから。
株主に説明できるとしたら?
今季は少ないですが、これをやる事で、来季は!!
って点だから。
さて、どこから改善していこうか?
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