ツイートして稼ぐ「TwitFi」が面白い
TwitFiというサービスを見つけたのだけど、これがすごく面白い。
ツイートして稼ぐ(Tweet to Earn)と、Twitterをゲームみたいに使ってしかも稼げると話題になっているらしい。
ざっくりいうと、Twitterアカウントを紐づけて投稿数におうじてトークン(仮想通貨みたいなもの)が受け取れる、という仕組みになっている。
詳しくは下記の記事がよくまとまっていたので、気になる方は参照してください。
さっそくTwitterアカウントとウォレットを紐づけて、体験してみた。
投稿してお金(TWTというトークン)をもらうには、まず「卵」を買わなくてはならない。その卵を浮かさせると鳥になる。
その鳥の「ランク」によってもらえるトークンの量が増える、という設計になっている。
赤ちゃん(Baby)→ひよこ(Chick)→鳩(Pigeon)→白鳥(Swan)
右の鳥になるほど獲得トークンが増える仕組みになっている。
同じ鳥でも「ランク」(レベルのようなもの)が高くなると、もらえる量が増える。
卵にも種類があって、無料の卵もあれば2万円くらいするのもある。当然高価な卵の方がよい鳥が生まれやすい。どの卵だとどの鳥が生まれるか、という確率もホワイトペーパーに明示してある。
ツイートしてトークンを稼ぐにはエサや体力が必要で、いくらでもツイートすれば稼げる、というわけではないらしい。
その他もアイテムやウイルスもあって(感染すると使えなくなる?)、そういったゲーム要素も面白い。
「たまごっち」みたいだと言っている人もいて、おそらくかなり意識して作られているんだろうと思う。
独自トークンの「TWT」もそれなりの価格で取引されていて、現時点だと1ツイートあたり数百円になる計算だという。
ちゃんと稼ごうとするなら、初期投資(有料の卵)が必要だから、誰でも気軽に、というわけにもいかないけど、Twitterユーザーとして、そして仮想通貨にも触れている身としては、かなり面白い試みだと思った。
しばらく使ってみようと思う。
同じことはすべてのプラットフォームでできると思った。
たとえば、今書いているnoteというプラットフォームが「noteトークン」みたいなのを発行して、ユーザーに配ったり、投稿数やリアクション数に応じて配布する、なんてことが考えられる。
これによってユーザーは増えるし、投稿数も増える。
プラットフォーム盛り上がりの起爆剤にはなりうると思う。
もちろん「お金目的のユーザーだらけになってコンテンツのクオリティが下がる」ということもじゅうぶん考えられる。
だから、この場合は「プラットフォーム運営母体以外の企業」がトークンを発行すればいいと思う。
現に紹介したTwitFiも、Twitter社とは何の関係もないっぽい(調べてないけど)
もし運営側が発行したら、現行の法律では引っかかりそうな気もする。
だから、Twitterくらい全世界的にメジャーなプラットフォームだから成り立っているサービスなのかもはしてない。
でも、この「投稿数に応じてトークン」という仕組みは面白いと思った。
今のところちゃんと(?)機能しているっぽいし、現に稼いだユーザーの報告も上がっている。
予感として、いずれトークンの価値が暴落してジエンド、という結末になるかもしれないが、それまでは楽しみながら見守りたい。
未来ではプラットフォームごとに独自トークンが発行されて、それで副業できる、なんてことになったら楽しそうだ。