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自分にとっての更生とは?

初の埼玉県の浦和交流会、大きめのカラオケルームで集いました。
「自分にとっての更生とは?」と、ロールトーク。
岩崎答え
「更生とは、社会との繋がり直し。反省したとか償ったとかよりは、刑事施設収容を機に失った関係性を新たに構築する作業。非行や犯罪をした当人の人間を変えていこうとするのではなく、その人間の置かれている環境や人間関係に焦点を当て、環境の問題点を克服したり、環境の良い点を拡張したりして環境を変えていきつつ、結果として その人本来の持っている力の発揮意欲を回復していき、自分なりの人生の意義を発見・把握し、将来への展望を持つ力と、自己方針力、周囲の人との協力する力、環境との交互作用力を発見・発展していくこと。更生とは、人と人との間で支え支えられて生きる状態への復帰だと思う。」

「更生」は、リハビリテーションの訳語として用いられてきた。
ただし、更生の原意は「生まれ変わる」という点にあり、リハビリテーションの原意は「全人的な権利の回復」にある。
私の回答は後者の「全人的な権利の回復」に比重を置く。

過去、未熟な自分は、周囲の人との協力が未発達な部分があった。
今日会った十代の方たちの話を聞くと、当時の自分より社会への信頼感を持っているなと思った。

次回は川崎。
10月15日日曜日17時に集います。

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