
ChatGPTは社会をハックするか
そろそろ、AIに食わせてもらえるのかどうかの話をしたい。
ChatGPTを生んだOpenAIの代表サム・アルトマン。
どんなビジョンをもっているのかが気になった。
OpenAIのミッションは
「汎用人工知能(AGI)が全人類に利益をもたらすようにすること」
とある.
世の中でさまざまな使われ方が活発に模索されている。
そんな中、OpenAIは「汎用人工知能(AGI)が全人類に利益をもたらす」ために、
汎用人工知能の精度を高めて普及させる
↓
人間の代わりに労働して収益を生む
↓
虹彩認証で個人を識別
↓
あらゆる個人にベーシックインカムを支給
(グローバルベーシックインカム) の実現を見据えているらしい。OpenIA以外の取り組みと連動させて。
ChatGPTをつかった時短や仕事を肩代わりする魔法のようなプラグイン連携、工夫を凝らしたプロンプトはもちろん興味はあるのだが「効率性」だけを求めるにはなんだか味気ないなあと生意気にも考えていた。
しかし、このミッションとそれを実現する具体的なステップを聞いたときは衝撃が走った。
何を目指しているのか明確に伝わったし、その目指す先にワクワクもする。そして、この社会を壮大な実験場(良い意味で)と考えているからだ。
ぼくらがChatGPTを各々ハックしようと奮闘しているその先に、ChatGPTを皮切りに人類とその社会をハックする仕組みを築き上げようとしている。
「強烈なインパクトを与える技術が社会を変えられるか?」を目の当たりにしているのかも、とても遅れてAIの衝撃が自分に伝わった。
なにとぞ。