見出し画像

プロフェッショナルのX年とY秒

そろそろ、30年と30秒の話をしたい。


20代から「がく関節症」という持病がある。
食べるときにアゴを大きく開けると、アゴが「パキッ」と音を立てる。
普段痛みはないが、
ときどき口を開くのが痛くなることがある。

いくつかの歯科医院に通い、相談してみたが、

  • 抜歯で歯並びを治す必要がある

  • アゴを動かすトレーニングを継続して実践したほうがいい

と医院によってもアドバイスが変わる。
怠惰な性格もあり、そのまま治っていなかった。

つい先日、親戚の歯科医師と会ったとき、
話の流れで、がく関節症の症状があることをちらっと伝えると、
「ああ、それなら片方のアゴで咀嚼しすぎかも。反対側のアゴで噛むようにしてみたらいい。」
と即座にアドバイスしてくれた。

今までの歯科医師の方と違ったアドバイス。
しかも、継続しやすいアドバイスだった。

早速その日から試したら、
だんだんと症状が緩和している。
たまたま自分に合っていた可能性があるが、すごい。

この1件で感じたのは、

  • 長年積み上げたプロの知見は、即座に効果につながる助言を生む。
    ※この親戚の歯科医師は非常に勉強熱心で最新の歯学を学びたい欲が強い

  • ほんの数秒でそのすごさをあっけなく発揮するので、裏にある時間や努力を感じにくい

といったことである。

そして、ピカソが言ったと言われる例の名言が頭に浮かぶ。
例のやつである。

画家のピカソがレストランで食事中、ファンに絵を頼まれた。 さっと描いて渡してやると相手は大喜び。 そしてピカソは代金として1万ドルを請求する。 「えっ、たった30秒で?」と驚かれると、 「30秒ではない。30年と30秒なのだよ」と答えた。

誰か元ネタ教えて

ちなみに、このピカソの一説は出典不明でピカソが本当に言ったのかどうか不明である。
ちなみに、ピカソやヘミングウェイが愛したノートで有名な「モレスキン」だが、ピカソやヘミングウェイは「モレスキン」を愛したわけでなく、愛したノートを原型とした復刻ノートとして、モレスキンが1997年に創業した。

4年と600のブログをここまで読んでいただき、ありがとうございました。

なにとぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?