見出し画像

新しい技術に期待していいケース

「今はまだ使い物にならないな」
そういう技術でも、技術進化によって将来的には使える技術になるケースがある。

生成AI、たとえばテキストを生成するAIや画像を生成するAI、音楽を作るAIなどがある。
でも今のところ、まだ完璧じゃないことも多い。
例えば、生成AIの課題は、

  • 確率の問題
    生成AIが作り出す内容はランダム性もあって、意図しない内容が出てくる。正しい情報を提供する確率が不確かだったり、ちょっとズレた画像が生成されることも。

  • 速度の問題
    生成するのに時間がかかることもある。リアルタイムで使いたいときに、待ち時間が長いと使いづらい。

実は、新しい技術が世に出てきたとき、
確率と速度が課題で、それを改善できる技術があるか、
がポイント
になる。

技術は日々進化しているし、現在の課題も技術の進歩で解決される可能性が高い。特に確率と速度については、改善していくことができる。もちろん、多くの企業と技術者の叡智の積み重ねによって実現されている。

自社にでっかいパソコンを置いていた時代からクラウドサービスが当たり前になったし、OCRとまだ人の眼でチェックしているサービスもあるが、だんだんと置き換わっているようにみえる。

生成AIはその良い例で、確率と速度が改善するレールに乗ったら、そこからは世の中への適用スピードが上がっていく。だから、今はまだ未熟に見えても、先述のポイントが課題になっている技術の未来には大いに期待していい。

「♡」は、誰でも(noteにアカウントを作っていない方でも)押すことができます。この投稿を「いいな」と思った方は、気軽に押してもらえると嬉しいです。もちろんフォローも嬉しいです!


中小企業DX事典|Iwakami Sho|note

いいなと思ったら応援しよう!