動画生成に特化した生成AIを調べた【2024/9時点】
動画生成AIは、テキストや画像から動画を自動生成する技術。Xでもよくバズっているが、近年(というか月単位で)急速に進化している。
調べてみて活用できそうなものをご紹介する。
※情報の精度は導入前にしっかり確認いただくことを推奨。
「生成動画の品質」はデモ動画をみた主観です笑
主要な動画生成AIツールの比較
Runway Gen-3:
特徴: 高画質・高精細な動画を生成。特に「Gen-3 Alpha Turbo」バージョンでは生成スピードが大幅に向上。多様なスタイルの動画生成が可能で、商用利用OK。
生成動画の品質: ★★★★★
月額料金: 有料プランのみ。月額15ドルから。
メリット: 高品質な動画生成、高速な処理、多様なスタイル対応
デメリット: 無料プランがない。
Luma AI:
特徴: テキストプロンプトや画像から高品質な5秒間の動画を生成。多言語対応で、日本語も含まれる。
生成動画の品質: ★★★★☆
月額料金: 無料プランあり。有料プランは月額29.99ドルから。
メリット: 高品質な映像生成、使いやすいインターフェース
デメリット: 無料プランでは商用利用不可。
NoLang:
特徴: 日本製の動画生成AIツール。テキストやWebページ、PDFファイルの内容をもとに短時間で高品質な動画を生成。多言語対応や対話形式で動画生成。
生成動画の品質: ★★★★☆
月額料金: 基本無料。有料プランは月額980円から。
メリット: 日本語対応、豊富な編集機能
デメリット: 無料プランでは機能制限がある。
Kling AI:
特徴: 中国製の動画生成AIツール。テキストプロンプトを入力して短編動画を自動生成可能。高解像度動画生成が可能で、物理シミュレーションの精度が高い。
生成動画の品質: ★★★★☆
月額料金: 無料プランあり
メリット: 高解像度動画生成、生成にかかる時間が短い
デメリット: 中国国内向けの制約がある。
Haiper:
特徴: 無制限の動画生成が可能なプランがあり、テキストや画像から動画を生成可能。商用利用も可能。
生成動画の品質: ★★★★☆
月額料金: 無制限プランは月額24ドルから
メリット: 無制限の動画生成、商用利用可能
デメリット: 無料プランでは透かしが入る。
DomoAI:
特徴: 実写動画をアニメ風に変換することができる生成AIツール。Discord上で動作し、多様なスタイルや設定項目を選択可能。
生成動画の品質: ★★★★☆
月額料金: 有償プランは月額9.99ドルから
メリット: 簡単にアニメ風動画を生成可能、多様なスタイル対応
デメリット: Discordの使用が必須。
どのツールを選ぶべきか?
高品質な動画を追求したい場合: Runway Gen-3やKling AIの品質が高そうだが、有料プランのみ。
手軽に始めたい場合: Luma AIやNoLangは無料プランがあり、簡単に試せるが、商用利用に制限がある。
商用利用を考えている場合: HaiperやDomoAIが良い選択肢だが、費用対効果を検証したほうがよい。
まずは、動画生成の能力を試すときはLuma AIやNoLangをおすすめしたい。
動画生成AIでDXを推進、しかしリスク管理も忘れずに
動画生成AIの可能性を探求し、DXを推進していける。一方で生成AIの出力結果を鵜呑みにせず、常に人間のチェックと判断を組み合わせる。