中小企業DX事典をはじめる
経済産業省が公開しているDX支援ガイダンス。
読んでみると、DXについて「理解している」、「ある程度理解している」と回答した企業は約半数にとどまる。
現状、中堅・中小企業等のDXの理解は広く浸透していないとしている。
なぜ広く浸透していないのか?
中小企業の事業者や支援者と接する際に「DXってどう思います?」と多くの方に問いかけ、ひとつの答えにたどり着いた。
その答えは、
DXという言葉そのものは浸透しているが、定義が人によって違うから
である。
ITベンダーがセールストークとして語るDX、経営者の方が従業員へ語るDX、経済産業省が事業者へ語るDX、字面は同じでも意味が違う。例えば、先述のDX支援ガイダンスでは赤丸の部分を「DX」としている。
え、DXってこの範囲だけ?と私は感じた。
定義が曖昧な言葉は浸透しない。
DXしてる実感があるほうがDXが浸透するはずなので、私はデジタル活用=DXとすることにした。少しでもデジタル活用をすればそれはDXである。
そこで中小企業DX事典(このnoteマガジン)では、以下を大切にして記事を書く。
小さなデジタル活用でも、それはDX
昨日よりDXに詳しくなれる知識を分かりやすく提供
極力机上で終わらない実践的な内容
以下の課題に貢献できるテーマ
まとめ
「DXが浸透しないのは言葉の定義が曖昧だからでは?」という仮説をもとに「デジタル活用=DX」という広い定義を設定し、具体的なデジタル活用に役立つノウハウをまとめる。スキマ時間でサクッと読める内容を目指します。
2024/07/19追記 50記事になりました。記事はこちら。
中小企業DX事典|Iwakami Sho|note
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