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「ありがとう」と「ごめんね」の鮮度管理
そろそろ、「ああ、もう少しだけ待てばよかったなあ….」の話をしたい。
先日、娘が保育園で仲良くしている子とその家族と遊びに行った。
その子が、娘にあげるプレゼントとしてアメを用意してくれていた。
娘がそのアメを受け取ったとき、
日頃クールな娘が「ありがとう」といえるかどうか、ほんの一瞬心配になった。
そして、ぼくは娘に対して「ありがとうだね~」と娘にお礼を言うように促した。
娘は「ありがとう!」としっかり言った。
子ども同士の贈り物。ステキな時間だった。
このシーンのあと、振り返ってふと思った。
僕が促さなくても、娘は自分の意志で「ありがとう」と言えたかもしれない。
「ああ、もう少しだけ待てばよかったなあ….」と後悔した。
怒りを静める「6秒ルール」というものがある。
アンカーマネージメントである。
同じように「ありがとう」や「ごめんね」は6秒を経ってしまうと、
とても言いにくくなるような気がする。ウラ6秒ルールである。
姉弟のケンカでもそれを感じる。
お礼を言ったり謝るときは、お早めに。
次同じシチュエーションになったら5.99秒まで待つぞ。
と思っていたら、娘はぐんぐん成長し勝手にうまくコミュニケーションとれるようになっていった。
なにとぞ。