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23日間、毎日アドベントカレンダーを開けることで、100か0の息子に100と0の間もあることを教える。

アドベントカレンダー一つでこんなに話題があるものかと、感心しますが、
息子の今年のアドベントカレンダーはこれなんです↓  ステキでしょ。

ミニカーが出てきますが、
さすがに毎日ミニカーが出るわけではなく、
全部で8台入っていて残りは付属品なんです。 

『ミニカーが出た次の日はさすがにミニカーは出ないだろ』
と察して、ミニカーが出なくてもショックを最小限にとどめようとするのが大人。
毎日ミニカーがでる!!と信じて開けるがミニカーが出なかった時のショックを体いっぱいで表現するのが子供。(うちの息子の場合)

『全部で8台か。アドベントカレンダーは23日分ある。ということは3日に一回は車が出る、カレンダーの窓の大きさからして、この日とこの日が車のの日だな。』と予測して備えるのが大人。

今日は車が出るぞぉ!と毎日期待いっぱいで開けて、一喜一憂するのが子供。

『今朝もミニカーだったらうれしいな!』と意気込んでリビングに向かう息子の背中に向かって

『昨日ミニカー出たからね、今日はどうかな。
全部で8台だからね、今日のカレンダーの窓は小さいから何が入っているかな?車じゃなくても楽しみだよね、ね、ね。』

と息子をガッカリをなんとか最小限に抑えてあげたいと思う親心。
ショックを最小限に抑えて自分の感情をコントロールする術もこの世に存在することを少しずつ教えていこう。

100だけではない、そのあいだがあるということも。

こういうことは自分で経験して勝手に覚えていけばいいと思っていた。
今でも半分はそう思っているが、
うちの息子はそこら辺の、感情コントロールがなかなか難しい特徴を持っている。息子自身が100か0で動いているんだから仕方がない。
「100と0の間もあるのだよ」と教える私も私で、教えてはじめて「そうなのかー、100と0の間という考え方があるのかー」と思った次第。


100と0のあいだ、amongを感じ取るのが苦手な親子がアドベントカレンダーを通して学んたことはXmasプレゼントだな。

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