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一歩先ゆく息子が私の理想の家庭を体現してくれている。

我が家はシングルマザー家庭なので、ついうっかり二人分頑張っちゃうときある。

でも、その後必ずリバウンドするの。
全くやる気が出なくなってしまう。

あんなに頑張ったのに、プラマイゼロだよね、って、その通り。


不思議と頑張っちゃってるときは
「今私頑張ってます!」って気づかないんだよね。
なんでだろ?
頑張りすぎアラームとかあればいいのにとか思うけどフロー状態に入っちゃうと止められないんだよね。

そして、気力がなくなって初めて気づく。
「あ、私頑張りすぎていたんだな。」と。

時すでに遅しで、そうなった時には現状復帰も難しい。。
もちろん育児も最小限のことしかできない。ごく最小限だ。

しかし母親が何もやる気なし状態でも息子は特に何も言わない。
「洗濯物畳んでー」とか
「やる気なくす前に気づこうね!」とか
「こうやるとやる気出るよ!」とか
何も言わず、いつもの息子でいてくれる。
ママは居るだけでいい。
そして、ママが怖い顔してお皿洗ってるより笑ってゴロゴロしててほしい、と。

洗い物をしているとよく息子に誘われる。
「ママ、お布団の上でねんねしながらゲームしようよ。」と。

そういうわけにもいかないんだよ、ママは。

と言うと
「そういうわけにはいかなくないよ。」と言う。


私は何に縛られているんだろう。


この家には私と息子しかいないのに。
私と息子の自由空間なのに。



私の頭の中にボンヤリとある、理想の家庭像をこの場を借りて文字にすると、


・笑いに変えられる家
・何やっても許してもらえる家庭
・わがまま言える家庭
・緊張しない家庭
・泣きわめける家庭
・見栄を張らなくてもいい家庭
・まっ、なんとかなるさ。と言い合える家庭。

それを一歩先に息子が私にいつも教えてくれている。

これっ楽すぎない?楽しくぎない?
それを堂々とやっていいんだよ、と息子がいつも私を誘う。

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イワタ ニミ/てきとう療育
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