見出し画像

第6話 なぜ“万博”じゃなきゃダメだったのか

世界の国からこんにちは!
2025大阪万博で平和をてーまにした絵本を販売したい、23歳大学生絵本作家のいわたかいです!

普段は「3分で読める物語」という
挑戦者の分岐点になる作品作りに勤しんでおりやす。


さて、今日はなぜ万博で絵本を出したいと思ったのか。

過去回想回。笑


ことの発端は、「ヒットさせたい」だった

「今、手元に1000万でもあれば、オレは売れっ子作家になれるか?」



隣で100万借金して西野亮廣講演会を主催しようとしてるお友達が、すやすや寝てるのを見て思ったんだよね。


そもそもエンタメ界で無名の人間が売れるには
1、圧倒的な才能を世間に見つけてもらう
2、お金をかけて広告・メディア露出をして認知を広げ、才能を知ってもらう


大前提、才能は必須。
でもってほとんどの場合が2。


よくも都合のいいタイミングで
雑誌やテレビの取材が増えるなとか
さもブームかのように、同じ人が同時期にメディアに出るなと思うじゃない?

あれは大抵マネージャーさんや会社が
お金を払って、「うちの〇〇取材してください!」って頭を下げてる。

その費用は莫大。


となった時に、
今僕にその広告費が仮に回ってきても
自分は売れる名刺を持ってない。

今販売しているカラーオブキャラメルという絵本は、どうか?

確かに誰かの心を変える絵本で
「この絵本で、息子が学校での態度変わりました!」って声ももらったことがある。

けれど、
作品のクオリティとして
プロに勝てるレベルじゃない。


売り出せるレベルではない。


結論、「お金さえあればこの作品を広告したい!」という目玉作品を作らないといけないと思った。


それで僕は、
ヒットの条件を調べに調べた。


すると、こんな大事な要素に出会った。


インサイトをとらえろ

鬼滅の刃がなんでヒットしたか?
ブルーロックがなんでヒットしてるか?

この辺りの理由“と考えられるものの一つ”に、「インサイトを捉えている」というのがあるの。


インサイトとは、ざっくりいうと
人が、本人自身も気づかず持っている欲求や、感覚のこと。


鬼滅の刃は、ワンピースなど王道漫画と同じように、友情・努力・勝利の法則はとらえているんだけど

ワンピースと違う点で、「今の人々のインサイト」をとらえてる


1、共感性と利他性

主人公の炭治郎が、めちゃめちゃ色んな人の気持ちを汲み取れるんだよね。まず。

敵にも敵の事情があって。とか
きっとこういうことがあったんだろうな、と想像できる。

その優しさが、ルフィと違って、現代人の共感や承認を求める部分を捉えている。


また、炭治郎の鬼退治の動機は
「妹を人間に戻すため」とか
「家族や仲間の仇」とかっていうような利他的な部分から生まれている。


これが、「海賊王になりたい!」という自分の夢が動機なのとは違う、利他性。

社会貢献や、事業の意味を考える現代にすごくフィットしているよね。


2、死に救いを求めたがっていた

何よりすごいなと思ったのはコレ。
コロナ禍で、「いよいよ身近な人や自分が、本当に死んでしまうかもしれない」というような、救いのない世界に突入していった。

そんな中、鬼滅の刃では
命の描写を事細かに描くことで
「命尽きれど、想いは不滅」というような、どこか救いの場を描いていたんじゃないかということ。


トリハダもんだよね。笑


こう言ったインサイトを捉えるアクションが、ヒット作には少なからず必要。

今も、コンプライアンス盛り沢山の時代に、「エゴを貫く奴が偉い」世界観をぶち込んだブルーロックが大バズり。


歌「かわいくてごめん」とか
お笑いコンビ「ウエストランド」とかも、コレに当たるんじゃないかな。


さあ、となれば
僕が次ヒットさせるために
2、3年後のインサイトを考えなきゃいけない。


やべえ、字数が1500を超えた。


ここいらでおやすみ一回入れとこうか。

僕が考えたインサイトが
実は万博と大きな関係を持つ。


それは、明日のお楽しみということで!!!

あなたからインサイトの話で感じたこ、コメントください!
(必ず返信します^ ^)


おしまい
第7話へ続く



▼そもそもいわたかいの絵本は?Amazonで。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4867114049/ref=tmm_hrd_swatch_0?ie=UTF8&qid=1666950778&sr=8-1



▼3分で読む物語

https://note.com/iwatamemo/m/mf22dbe2c2b6a


いいなと思ったら応援しよう!