いわたんばりん

postmanというバンドでドラムを撫でています。天パ丸メガネ。SNSと生きることが下手です。日記を書きます

いわたんばりん

postmanというバンドでドラムを撫でています。天パ丸メガネ。SNSと生きることが下手です。日記を書きます

最近の記事

暗い部屋で

暗い部屋で深夜に、大きい音で音楽を聴きながら文章を書いてみる。これだけで、少し前の自分に戻ったような気分になる。そうか、もう1年経ったんだね。わたしが少しずつ薄れていくような、そんな日常を過ごしている。たまにライブハウスに行くと、「もうバンドやらないの?」なんてことを聞かれる。その度に「やりたいとは思いますよ〜」なんて返しているけれど、今のところそんな未来は見えていない。 ひとつ、音楽を聴き出したら堰を切ったように止まらなくなってしまって、お酒を飲みながら浸ってしまう。わた

    • 空虚な文字を背に、ダイエットがこちらを見ている

      太った。確実に。原因は仕事の都合で夜遅くにしかご飯が食べられないことと、あとはお酒のせいだと思う。そこまでドカ食いはしないように気を付けているつもりだったけれど、結局甘いものを食べてしまったりお酒と一緒にたくさんつまみを食べてしまったり。今の世の中の人って、みんな瘦せすぎじゃない…?どうやったらそんなにスリムでカッコよくなれるんだ。 そういえば、去年の終わりから今年の初めにかけて、プールに通っていたことを思い出した。「今年こそはちゃんと運動して痩せる!プールで泳ぐことを習慣

      • ほっとけ!

        久しぶりに更新する文章。 「大事にしていたバンドはもう終わってしまったから、もう誰に見られていたって、見られ ていなくたっていい」みたいな文章を書こうとして、本当に大事だったことにようやく気付 く。そんなことの繰り返しばかり。 Twitter を辞めた。いつのことだったかもう忘れてしまったけれど、アカウントを消した。 自分でも驚くぐらいあっさりと辞めてしまった。最初に Twitter から離れるきっかけは、バ ンドを辞めた時だった。そもそもぼくは世間を騒がしているニュースだ

        • ミスった

          明日は誕生日だ!楽しみだなあ。なんてことを考えてウキウキしていたら、急に頭の中に愛犬がよぎって、去年は一緒にいたなあ、毎年誕生日には「ぼくの誕生日だぞ〜祝えよ〜なんてことを言いながら抱きしめていたなあ、なんてことを思い出して、あと数時間で誕生日を迎えるというのに涙が止まらなくなってしまった。天国でぼくのこと待ってくれてるかなあ。祝ってくれているかなあ。次会えるのはいつになるかなあ。走り回ってるのかなあ。会いたいなあ。抱きしめたいなあ。ここから先、ひとつ歳を重ねて、あいつの知ら

          3/29 26で死にたかった

          たまには、行けるところまで酔っ払って、日記を書いてみる。生きることはままならないけれど、どうにかこうにか保っている。いのちの形について考える。それぞれが生きる中で色々な形があって、真っ直ぐに生きている人もいれば、曲がってしか生きられない人もいる。ぼくの命のかたちは馬鹿にされることもある、と自分で感じている。それはきっと負い目があるから。呪って、責めて、どうにかサバイブしているから。それでも進め、命のかたち。 生きる中で詩を書くことがある。それは誰にでも出来ることだけれど、誰

          3/29 26で死にたかった

          なんでずっと、今のままでいられないんだろう

          全てが流れていって、変わることに対してぼくはずっと考えているし、悩んでいる気がする。「今、幸せですか?」なんて問いの度に、「うん、色々あるけれど、なんだかんだ幸せです」なんて答える。そして願わくば、この日々が続いていってほしいと思う。この日々の中で消えてしまえたらいいな、なんて思う。でも、思うように全てが続いていくことは難しいし、同時に自分自身でも続いていくことへの恐怖がある。恐怖というか、疑念。このままでいいのだろうか、という。疑念はだんだん得体の知れない大きなものに変わっ

          なんでずっと、今のままでいられないんだろう

          満月が少し通り過ぎて

          冗談でも何でも本気にしてしまうぼくの性格は昔からで、「冗談通じない」とかそんなことをよく言われる。自分でもこんな性格に少しは慣れたから、誰かが何か嫌なことを言った時、「これは冗談だ!!気にしないのが一番だよ」なんてことを頭の中でつぶやく。それでも、少し前に話していたことが未だに少し心の中に残ってしまっている。今日はそんな棘を抜こう、という気持ちで文章を書いている。 ふつうに見えるように、生きる。人によっては簡単だし、人によっては難しいこと。ぼくにとって、「ふつうに生きる」と

          満月が少し通り過ぎて

          いとしい

          完璧じゃない、どこまで行っても失敗や不安ばかり。そんな日々がいとしい。 いとしいものについて語る日があると良いな、と思う。話を聞いてくれた人がいとしい。側にいてくれた人がいとしい。遠くにいて、もう会えないけれど、記憶の中でずっと守ってくれている人がいとしい。 ぼくらのいる場所はどこまでも現実でしかなくて、自分の口から出る言葉は汚れたものばかり。つい悪口を言う。誰かのことを貶す。嫌だったことに泣きわめく。それでも、ぼくが立っているこの場所はそんなに悪いものばかりではない。嫌

          音楽が解決する

          ハァイこんばんは!!!2日続けてnoteを書くなんて本当に久しぶり。でも今、ここ数ヶ月で1番のテンションの上がり方をしているのでせめて文章で発散させていただく。このまま帰っていると大声で叫び出しそうなので。今日言いたいことは「GRAND FAMILY ORCHESTRAのライブが最高だった」という一言に尽きるのだけれど。ちょっと長文で綴らせていただくね。 久しぶりに体が踊り出して仕方のない、魂の震えるライブを体感した。年が明けてから行ったKing gnuのライブもまた最高だ

          音楽が解決する

          花を生ける

          花を生けるのが好きだ。ふと思い立った時や、外出先で出会いがあると花を買うことが増えた。少し前の自分は観葉植物を集めることが好きだったけれど、大事に育てていたら観葉植物はどんどん増えていくから、いよいよ置く場所がなくなってきた。そんなぼくが花を買うようになったのは自然な流れのようにも思える。でも、昔の自分だったらわざわざ花を買って生けるなんて、考えもしなかったことだ。 きっかけは、よしもとばななさんのエッセイだった。近所の花屋さんの前を通って、きれいな花があったから花を買う。

          祈るだけの文章

          今の自分は、ほとんど安定しているけれどたまにどうしようなく不安定な夜が来るような感じ。今日はそんなどうしようもない夜なので、久しぶりに文を紡ごうと思う。 自分が誰の為に生きているのか、分からなくなる時がある。正直に言ってしまうと、伝わってしまう部分があるんだ。だから演じてしまう。どうしてほしい?何を求めている?その全てを理解できるとは言わないまでも、一部分だけでも伝われば自ら演じることで合わせにいってしまう。きっとこうすれば喜ぶ。そんな積み重ねは、確かにぼくの優しさではある

          祈るだけの文章

          向き合わない為には

          向き合わない為には、逃避するしかない。読んでいたエッセイにそんな言葉が出てきて、あの時の自分の行動にとても納得がいった。言葉にしたいこと。残しておきたいこと。 愛犬がご飯を食べなくなって、どんどん衰弱していった一週間。ぼくは愛犬から逃げるように過ごしていた気がする。誰もいない時を選んで、話しかけたり抱きしめたりしてみるが、誰かのいる場所ではなるべく愛犬と向き合わないようにしていた。おばあちゃんの病状が悪化したと聞いた時も、結局病院に行くことはできなかった。亡くなる直前に行っ

          向き合わない為には

          無題

          久しぶりに酔っ払い日記。特に書く理由もなければ、書きたいこともないけれど、酔っ払ったからこそ文章を紡ぎたくなる。 いつだって、ぼくは別れについて考えている気がする。人と人とが出会い、別れること。寂しさというものが根底みたいなところにある人にすごくシンパシーを感じることも、同等かもしれない。ぼくらはいつだって寂しくて、怖がりながら生きている。 明日、明後日が近い未来ならば、来月、再来月も同じように近い未来で、来年、再来年も近い未来。そして、その近いうちに必ず誰かと別れなけれ

          それはまるでエピローグのような

          どうしようもなく、今年が終わっていく。バンドをやっていた日々は、本当に刺激的だったのだなあ、なんてことを今更ながら強く感じている。今だって、日々を積み重ねていくことに精一杯で、ある程度の充実とある程度の日々を過ごしている。それでも日々の中に時間の余裕みたいなものが出来てしまって、それを受け流す術を自分はまだ手に入れられていない。特に今は誰かに会うこともかなり少ないから余計に。日々を過ごすことに心を摩耗してしまう。 自分は人が好きなんだなあ、と痛感した。一人でいることもすごく

          それはまるでエピローグのような

          やめるものと続けるもの

          Xはログアウトしてほとんど見なくなった。ほとんど辞めたに近しい状況になって、なんて依存していたんだと思わされる。暇さえあれば携帯のXのアプリが入っていたところをタップしてしまう。もうないんだった、なんて思って今度はInstagramを開いてみるけれど、面白くなくてすぐにアプリを閉じる。その度になんだか自分が気持ち悪くなる。 電車に乗れば、ほとんど全ての人が携帯を見ている。SNS、SNS。目の前にこんなにも人がいるのに、きっとそのほとんどのことは覚えていないのだろう。別にそれ

          やめるものと続けるもの

          手紙

          きっと、生きてゆく中で何回でもこの夜を思い出すのだろう。「何物にも替えがたい」なんて言葉があるけれど、本当に大切なものは何かに置き換えようとも思わない。あの夜はきっと二度と経験出来ないもので、大切にしていかなければいけないものだ。本能みたいなもので置き換わることなんてないと知っている。永遠なんてないと知っているはずなのに、永遠にしたくてたまらない。そんな美しい、愛おしい夜。 最初に解散のことをメンバーと話した時、頭が真っ白になった。この日々がいつまでも続いて欲しかったけれど