![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25663743/rectangle_large_type_2_a2e036cdc31749b64f60af7d293af13e.jpg?width=1200)
今日を、ちょっと、オシャレにしたくなる。
#Stay Stylish
今、私たちは、試着室の中にいる。
スポットライトはない。
けれど、ファッションを愛する私たちがそこにいる。
お気に入りの服を着ると、歌いたくなる。
好きな服を着て目を閉じれば、
好きな人に会える。
いつもより大胆にファッションを楽しめば、
それが流行になる。
今は試着室の中で、新しい自分になる時。
さあ、世界を一緒に明るくしよう。
ONWARDのファッションマガジン「#Stay Stylish」が創刊されることに先駆けて、本日特設webサイトやCMが展開されていた。
#Stay Stylishから始まるコミュニケーションだったが、最初の印象は最近よくありがちな「Stay ホニャララ」なのかなぁって感じで、若干冷めていた。
しかし、ボディコピーを読んで見て、「おっ!」と思った。
「私たちって、今試着室の中にいるんだ。」
アパレルショップの中のあの個室じゃなくって、もはや地球上全てが、洋服を着ている人にとっては試着室なんだ、と気づくことができた。
家族、恋人、友達、同僚など、ありとあらゆる人を想像して、その人の目に映る自分を想像する。
あのなんとも言えないココロオドル瞬間の連続に、我々はファッションの素晴らしさを感じていたのかもしれない。
しかし、現在もなお甚大な影響を与えているウイルスのせいで、オシャレをすることさえ忘れている人も少なくないのではないだろうか。
だって、そもそも人と会わないし。
リモートワークって言っても、上半身しか画面に映らないし。
部屋着の方が楽だし。
そりゃ、そうだ。
でも
ちょっとオシャレすることで、いまは会えない大切な人を想像することができる。
ちょっとオシャレすることで、その日に彩りを与えることができる。
ちょっとオシャレすることで、世界が明るく見えてくる。
なんかそんなことを考えさせられたコミュニケーションだったと感じました。
今日を、ちょっと、オシャレにしたくなる。
そんな私は、久しぶりに私服を着ました。