
Millionendorf~100万人の村から~
こんにちは。
桜が満開ですね。
私は一昨日、関東に戻り、今日は目黒川に桜を見に行きました。

桜を見て、心が落ち着くよりも
人が多すぎて、大変でした。辛いです。
さて、ヨーロッパ旅行に関する投稿も7回目。
(いつが最後だろうか・・・)
今回は旅行の最後に行ったミュンヘンを紹介する。
ドイツバイエルン州の州都で、人口140万人の大都市である。
シーメンスやアリアンツなど世界的に有名な企業も多数あり、
言わずもがなドイツ南部の中心都市である。
ミュンヘンは、今回の旅行では3年振り2回目の訪問であった。
なので、3年前に行ったときの写真も使いながら、
この街の魅力を紹介していきたい。
マリエン広場と新市庁舎
マリエン広場(Marien Platz)はミュンヘンの中心にある大きな広場だ。
広場の中にマリア像の噴水が置かれているため、この名前がついた。
次に紹介する新市庁舎の隣に位置し、また、近隣には商業施設が多数の商業施設が立地するため、毎日多くの人々で賑わっている。

新市庁舎(Neues Rathaus)は写真の通り、
ゴシック様式の豪華な建物となっている。
中央にはサッカーのイベントなどで使われる大きなバルコニー、
さらに高さ85mの塔がそびえ立っている。
この塔にはエレベーターで上ることが出来、そのときの景色は以下の通り。


日本と比べ、高層ビルが少ない分、
街の中心部から郊外の景色を拝むことが出来る。
また、塔の真ん中にはグロッケンシュピール(Glockenspiel)
と呼ばれるからくり時計が存在し
毎日11時、12時になると動き出す。
(3~10月は17時にも鳴る)

ここにあるからくり人形は、その昔、このマリエン広場で行われた決闘を題材にしており、途中で二人の騎士が決闘する場面がある。
ちなみに、毎回青と白の旗を身にまとった騎士が勝つ。
ここ、マリエン広場とミュンヘン中央駅は地下道と歩行者天国で、
10分程度で行けたりする。(鉄道もあるけどね)
この間には、多数のお店があり、利便性もこの街の好きなところだ。
アリアンツ・アレーナ

Allianz Arena(Fußball Arena München)は、
ドイツの名門サッカーチーム、バイエルン・ミュンヘンの本拠地である。
蚕の繭のような、独特な形状をしたスタジアムで
外側は半透明の特殊フィルムで、基本的には全面白で覆われているが、
バイエルンミュンヘンの試合日は赤くなるなど、
場面に応じて様々な色に変えられる。

今回は日程の都合で試合を見ていないが、
3年前にはバイエルン・ミュンヘンの試合を観戦することが出来た。
世界で五本の指に入るほどの熱狂的なサポーターの応援と共に。


ゴール裏では大量のフラッグと共に、地鳴りのような声援が届けられた。
さらに、スタジアムにはバイエルン・ミュンヘンのミュージアムとグッズショップも存在する。今までにクラブが獲得してきた、トロフィーや、過去のユニフォームなど、貴重な品がたくさん。


さらに、グッズショップ内には、
過去の名選手の写真が至る所に貼ってあった。
※本当はもっとたくさん貼っている。


「der Kaiser(皇帝)」Franz Anton Beckenbauer

(もうバルセロナへ旅立ってしまいましたが・・・)
ヴィクトアーリエンマルクト
そして、ミュンヘンで1番大好きなヴィクトアーリエンマルクト。
ここの中心にはマイバウム(意味は「5月の木」)というオブジェが立ち
朝8時頃から夕方18時頃まで市場とビアガーデンが開かれる。

市場では農産物や土産物品などが売っているが、
その隣にあるビアガーデンには昼間から
多くの人々がビールを求めてやってくる。

なんと言っても白ソーセージとビールは外せないだろう。
これを食べずしてミュンヘンを離れることが出来ようか。

左が白ソーセージとプレッツェル。
そして、ビアガーデンでは多くの人々が昼間からグラスを片手に、
わいわいがやがやおしゃべりしている。
この雰囲気が正直うるさくて、迷惑に感じる人もいるかもしれないが、
今回のタイトル、Millionendorf(100万人の村)はここで飲んでいるミュンヘンの人々の人懐っこさ、温かさに由来するものだと改めて実感した。
改めて、私はミュンヘンが、都会の景色を持ちながらも素朴で、
アットホームな雰囲気を持っているように感じた。
いつか、一旅行客では無く、この街の住民として戻ることが出来れば、
そう思わせてくれたミュンヘン。
ありがとう。(いつか帰るそのときまで、夢は捨てない)
最後に
今回の旅行は、コロナ禍が明けて、初めての海外で、新型コロナウイルスに感染しないか、体調を崩さないかどうかが心配だった。
でも、そんなことは一切無く、寧ろ街を歩いてマスクをつけている人は
ほぼおらず、特段体調を崩すこともなかった。(未だに新型コロナウイルスの感染者を報道している我が国が悲しくなったが・・・)
また、ある程度アルバイトはしていたが、それでもお金が足りず、
親にお金を一部借りてしまった。この年齢になって、未だにお金の請求をしたことを申し訳なく思っており、2度と親にお金をせびることが無いように努めたい。あと語学力は・・・(はい、これから勉強します)
悪いことばかり書いたが、私の好きな街のミュンヘンに行けたこと、
高校2年の時より行きたかった、アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所に行けたことは何よりも大きかった。いつか、1年でもヨーロッパに住んでみたい気持ちも湧いたし、何より、自分の心を豊かにしてくれた。
改めて、この旅行中に出会った皆さん、楽しい時間を私にくれて
本当にありがとうございます。

私は4月から横浜で就職をすることになった。第一志望の会社では無いが、将来に向かって悩んだ中で、折角いただいたご縁を大切にしたい。途中で仕事を投げ出すことなく、定年まで働くべきと考える反面、自分の夢を捨てて、働けるのか、正直葛藤している。私の両親は共に公務員で数年前に30年の勤続表彰をいただいているので、恐らく、両親は私が会社を退社しようとすれば、猛反対するだろう。
でも、もし、他に夢が見つかれば、進むべきかもしれないし、そのためには、日々、自己分析して自分を見失わないようにしたい。
「自分の人生は自分で決める」
このポリシーを捨てず、一日一日を歩んでいく。
自分の人生の主役は自分。他人の意見や外聞を気にして進む必要は無い。
このnoteを暫く更新しないかもしれない、
でも、時間があるときに自分の気持ちや訪れた場所の記録を
綴っておきたい。
最後は私の好きな歌の歌詞で締めようと思う。
思い出に負けないように
顔を上げて微笑みながら
一人で決めたことを今踏み出そう
家族や友達残して
旅立つ日は夢への一歩
そう いつでも さよならは強がる蕾
下り線のホームに降り立つ日まで
意地を張って時刻表は見ない
拙い文章で申し訳ございません。
ヨーロッパ旅行の振り返りはこれで終わりです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします!
Takeshi