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地域取材を楽しむアドバイス!

はじめに


こんにちは!

旅の経験をコンテンツ化し、発信力を磨く講座、POOLOJOB
そこでは地域取材と題して、ある地域の魅力を伝える文章を書いた。


私は長野県に住む友人に、「これまでの人生を通じて気づいた長野の魅力と地元でやりたいこと」をベースに取材を行った。
取材経験が少ない私はPOOLOJOBで2度取材をしたが、いずれもZOOMだった。今回、初めて対面で取材をしたが、取材の方法やコミュニケーションの取り方で難しく感じた。

地域取材の経験者が失敗を繰り返さないための備忘録として、
また、これから地域取材をする方々へのアドバイスとして、

今回の記事をお届けする。

取材対象者と地域を調べよう!


これは取材するための必須条件だ。
取材対象者に「なんでここ聞いてくるの? この間の記事で言ってたのに知らないなんて・・・」と言われたら、折角の記事が台無しだ。
 
対象者がこれまでに取り上げられた記事、直近のSNSの発信内容
さらには関わっているお店の情報、必ず隅々まで確認しよう。


あらゆる情報を駆使して調べよう!


 
また、地域取材なので、Wikipediaや観光情報サイトなどで、取材先の土地の情報を調べておくべきだ。調べた場所が対象者の思い出に残る場所かもしれず、話に花が咲いて取材をスムーズに進められることもある。

どんな取材にも言えることだが予習8割
いっぱい調べてみよう!


記事の核を明確にしよう!


どんな記事にも読者に最も伝えたい部分があるはずだ。
伝えたい部分を記事の核に据えてぶれないようにしよう。これによって、記事の構成、質問内容などが大きく変わるから、要注意ポイントだ。

今回、私は地域の魅力を伝えるはずが、対象者の経験談にシフトしてしまい、記事の軸をぶらしてしまった。マインドマップなどで、記事の軸から記事に用いる要素を書き出し、それに従って構成を作るべきだった。

図の赤丸部分が記事の軸。そこから広げて各段落を作る。

また、質問は2~3日前までに対象者に送ろう。
特に取材慣れしていない対象者の場合は、
少しでも回答を考える時間を与えた方が親切だ。

構成や質問をミスったら読んでもらえない上にそもそも書けなくなってしまう。自分が辛くなるだけだから時間をかけて考えよう!

取材できる静かな場所を探そう!


ここが、対面での取材で最も難しく感じたところだ。 

今回、私は書店のオープンテラスのような場所で取材を行ったが、
これは当日に行ってから静かな場所を見つけて決めたものだった。
私の事前の予習が甘かったことの裏返しであり、だが、次回からはあらかじめ静かな喫茶店などを探すべきだと思う。



静かな場所を事前に探す理由は、取材では録音が必要だから。
録音を忘れると、取材後に重要な発言を思い出そうとしても思い出せなくなってしまう。スマホのボイスメモでいいので、必ず録音をしよう。
できれば、2つ以上使い、万が一の録音忘れを防ごう。

ちなみに、終了後に録音を確認したら、多少のノイズや、店員の声などが入っていたが、話を遮るほどの大きな音ではなかった。

ただ、本来は取材する時間と場所を明確にし、取材相手をリードした方が 圧倒的に親切だ

最後に

ここまで聞くと、「取材は細かいところまで考えないといけなくて難しそう」だと思う人もいるだろう。

しかしながら、取材を難しいものと考えてほしくて書いたわけではない。
私たちは記事と引換に対象者の貴重なお話を聞けるのだ。
他の場所で話していない、経験談や新鮮な情報をいただけこともある。


今回取材を行った上田市の街並み

だからこそ、徹底的に取材対象を調べて好きになろう!
それが取材を楽しむための大事な一歩だよ。

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