またまたでました。日本経済新聞の10月23日の中外時評 デンマークの生産性に学べです。
最近いろいろな片方がデンマークの生産性に学べとか、貧富の差が小さい社会制度を学べとか新聞、雑誌に書いていますが、本当にそうですか、日本にできますか、私は少々疑問に思っておりますので、今日はなぜデンマークは日本より生産性が高いのかこの差について調べてみました。
まず人口ですが日本は1億2400万人(2023年)
デンマークは596万人(2023年)
エネルギー自給率はといえば
日本は12.6パーセント 先進国の中で最低です。そして
デンマークは風力やバイオマスの自然エネルギーを含めてなんと150パーセント 他国へ売電できますから。
そして食料自給率です。まず日本ですが、
2024年8月時点でカロリーベースで38パーセント
生産額ベースでは61パーセント
デンマークの2023年時点での食料自給率はカロリーベースで168バーセント
生産額ベースで185バーセント
肉類自給率はなんと300パーセント
これもまた農業輸出国です。
捕捉になりますが、石油、ガスの輸出国でもあります。
いかがですか日本とデンマークの経済の基礎体力の差が大きいのかデーターで見るとはっきりしてきますよね。
日本は輸出額も大きいのですが輸入額も大きいのがわかりますよね。
デンマークは自己完結型の強いバランスの取れた国ですよね。ちなみに日本の工業生産性は先進国でも悪くわありません。アメリカの研究機関の調査発表にもありました。
日本は自国で産出できる資源が低すぎて輸出を押し上げられないのが、日本が生産性が他国にくらべて低いのが本当のところでしょう。
日本を代表する日本経済新聞さん
このデーターはグーグル検索で20分もあれば出せますから。
まずデーターを見て本質を見ないと
本当の答えが出てこないのではないのでしょうか。議員さんのブログにも似たような意見がありましたが、何年もずれた視点から見てても正しい答えはでてきませんよ。
これでもデンマークから学びますか、
そろそろ日本も日本なりの経済安全保証を国民全体でまとめる時期じゃないんですか。
デンマークに日本の答えはあるのですか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?