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言葉が爆発的に伸びるタイミング

こんばんは。いわたコトバのそうだん室の言語聴覚士の岩田です。
今日は「言葉が爆発的に伸びるタイミング」についてです。

子供って言葉が急激に伸びる時があるっていうのをご存知でしたか?実際に子供と関わっていると一定の段階で言葉が急に増え始めることもよく経験します。
この言葉が爆発的に伸びる時期を「語彙爆発」「語彙の加速度的増加」といいます。

言葉を学び始め

始めて言葉が出始めてから使える言葉が10後くらいになるまではとてもゆっくりと言葉が発達します。まだ言葉を学ぶコツを知らないため覚えたり、忘れたりしながら少しずつ生活の中でたくさん触れる言葉を学んでいく時期です。(ここでは「ママ」「パパ」「まんま」「アンパンマン」などが多いです。)
一般的には初語を話してから最初の10語覚えるのに3〜4ヶ月かかると言われています。

言葉を学んでくる

その後、徐々に言葉を増やしながら成長していきます。そのまま言葉をゆっくり学んでいき6〜8ヶ月ほどかかって30〜40語ほどを学んでいくことが多いです。
この時の言葉は、特定の単語でしかコミュニケーションが取れないので1つの言葉で色々な意味を表します。
例えば「ブーブー(車)」だとすると「ブーブー」と言って「車が欲しい」「車がある」「車に乗りたい」などなど。

学んだ言葉が50語に達すると

理解して、使える言葉が増えてきます。そうしてそれが50語を超えてくると「すべてのものには名前があるんだ」ということに気がついてきます。
これが分った子供は、物を指差してしきりに「これ?」「なに?」とと言って大人から言葉を教えてもらったり、自分から名前をつける場面が見られるようになります(なになに期と言われるものです)
この時期が「語彙爆発」と言われ、急速に言葉が伸びます。

この「なになに期」。子供はひっきりなしに質問してくるので大変な時期ではありますが。しっかりと答えてあげてください。そうすることで言葉が急速に伸びるお手伝いを上げることができます。

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