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#297 業界ネタ~薬価 中医協編

おはようございます!いや~昨日は雨もぎりぎり小雨の中、同僚と美味しいビールを飲みました!久しぶりのビアガーデン的な飲み会は楽しかったですね~と、ここからはあるあるなんですけど、なんと飲み会の当日、娘が夕方になって発熱しまして・・・嫁が迎えに行ってくれたので大丈夫ではあったのですが、今週は保育園、お休みですね・・・風邪が本当に流行っていますので、特にお子さんがいる方は気をつけてください。さてさて本日は「業界ネタ~薬価 中医協編」です。

薬価制度の変更には高い壁が・・・

例の厚労省の検討会が報告書をまとめて、その後は個別の検討会等で議論を進めていくことになりましたが、その続編です。薬価に関しては中医協薬価専門部会で議論されることになった模様です。昨日、その会合がありました。以下、記事からの抜粋です。日本製薬工業協会(製薬協)の上野裕明会長は7月5日の中医協薬価専門部会で、ドラッグ・ラグ/ロス対策として、革新的な医薬品を国内に迅速に導入した場合の薬価上の評価として、「迅速導入評価制度」を提案した。あわせて、現行の新薬創出等加算に代わる、シンプルに薬価を維持する新たな制度も提案した。ドラッグ・ラグ/ロスに対しては、診療・支払各側からエビデンスを求める声が数多くあがった。予見可能性の高さを求める製薬業界に対し、診療側の長島公之委員(日本医師会常任理事)は、予見可能性を高めることは「ドラッグ・ラグ/ロスの解決に必ずしも結びつくものではない」と断ずる場面もあった。

お金がかからずに出来ること

なかなか厳しい意見が出ていますね~正直、薬価の部分は大きくは変わらないだろうなと思っていました。社会保障費は岸田さん肝入りの子ども手当の分の予算も狙われているわけで、薬価に追加で予算が回ってくるとは到底難しいだろうなと。可能性があるとすれば、長期収載品の薬価を大幅に下げて、その分の予算を新薬・特許品に移すと。そのくらいしか出来ないだろうなと思っています。そうなってくるとこのドラッグ・ラグ/ロス問題は薬事制度側に解決策を求める流れになるんじゃないかなと。制度を変えるだけなら、お金はかからないですからね。うん、今後の展開に目が離せません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?実は来週、薬事制度の検討会があるんですよね~こちらもしっかりフォローしていこうと思います。万が一ですけど、申請の際に日本人データがいらないって話になると開発とか薬事もかなりな影響がありますけど、市販後の資材のルールとかにも影響はでるので、コマーシャル・メディカルの方たちにもインパクトはありそうですよね。まさに私なんかは海外のベンチャー企業がクライアントなので、めちゃくちゃインパクトがある話ですね~個人的には日本人Ph1のルールは、いい加減どうにかして欲しいと思っています。いずれにしても、今後も要注目です!ではでは、また!


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