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#477 製薬業界ネタ~三菱ケミカル 田辺三菱の売却報道を否定 「売却を含めあらゆる選択肢」

おはようございます!本日もよろしくお願いします。今週は予定が満載で、明日から2日間、マーケティング関連のイベントに参加してきます。既にそうなってきていますが、本業がマーケティングになりつつあり、とはいえマーケティングの知見は自分自身はないので、まずはイベントなどに参加してヒントをもらってこようかと思っているところです。あと金曜日は娘のダンスのイベントがあるので、お休みを頂きました。仕事も溜まっているので、ちょくちょく仕事もしながらになると思いますが、楽しんで来ようと思います。さてさて本日は「製薬業界ネタ~三菱ケミカル 田辺三菱の売却報道を否定 「売却を含めあらゆる選択肢」」です。

田辺三菱製薬の売却準備。。。

昨日、確か日経が報じていたニュースですね。関連した記事が出ていたので共有します。以下、記事からの抜粋です。三菱ケミカルグループは9月9日、田辺三菱製薬の売却準備を始めたとする一部報道について「そのような事実はない」と否定した上で、ファーマ事業を含めた全ての事業について「売却を含めたあらゆる選択肢を念頭に置いてポートフォリオ改革を推進している」とのコメントを発表した。三菱ケミカルグループは事業の改革に関する具体的なスケジュールは示していないが、11月には2035年に向けた新経営ビジョンと中期経営計画の発表を予定している。田辺三菱製薬を巡っては、一部日刊紙のWeb版が9日付で、多額な研究開発費を背景に三菱ケミカルグループが売却する準備を始めたと報道した。これに対し、三菱ケミカルグループは同日午前、「当社が発表したものではなく、そのような事実はない」と否定。「ファーマ事業を含めた全ての事業を対象に、グループ全体の事業ポートフォリオのあるべき姿に関して継続的に検討をしており、売却を含めたあらゆる選択肢を念頭に置いてポートフォリオ改革を推進している」とのコメントを出した。

いよいよ時代の転換期・・・

結構、衝撃を受けたんですが、日経の報道が勇み足だったってことですかね。とはいえ11月に新しい経営方針が発表されるそうなので、そこで明らかになるかもしれませんね。確かに中堅といわれている内資企業は、本当に大変だと思いますし、これを契機に他の企業でもこういった動きは加速するかもしれませんね。昨日も取り上げたような稀少疾患に対する医薬品のビジネスモデルにポートフォリオも含めてどうやって近づけていくか、今後の課題だと思います。ある意味、スモールビジネスになりつつあるので、規模では勝てない日本の中堅も本当はチャンスが来ているとも取れるように思いますが、ポートフォリオを見極めて集められるのか、そういう人財がいるのかというところが重要かもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?本当に自分が学生だったときとは全く違った環境になったなと思います。低分子を中心とした創薬でしたし、いかに特許をかいくぐって、似たようなMoAの薬剤を探すかみたいなことをどこでもやっていたと思います。そういう研究を続けて新しいモダリティに乗り遅れてしまった会社が果たして、ビジネスモデルの変革に乗り出すのか、それともあきらめるのか、この辺の結論がいよいよ出る時期なんだと思います。しっかり11月までこのニュースもフォローしていこうと思います。ではでは、また!


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