アラフォーに足を踏み入れた2014年頃から徐々にイビキをかくようになり、40代に突入した後はイビキ問題が夫婦間での最も深刻な問題になりました。そして、2022年3月、約8年にわたる試行錯誤と、妻の忍耐と協力の結果、イビキをほぼ克服することに成功しました。 8年前、イビキ問題が顕在化し始めた頃、ネットで様々な情報を調べたものの、イビキ対策の指針となる情報が存在しませんでした。現在はどうか分かりませんが、体系化された情報は少ないであろうということで、イビキにお困りの夫婦やカ
問題の顕在化
という無責任な言葉が跋扈した一年だった。
「原則対面」を打ち出した弊学(関西大学)の方針に沿うべく,この秋学期は「(オンラインとオフラインの)ハイブリッドゼミ」に取り組んでおります。 度重なる事前のテストと実際の授業での試行錯誤を通じて,驚くべきことに「ほぼ完璧なハイブリッドゼミ」が実現しましたので,ご興味のある同業者もいるかと思い,以下で約二か月に亘る悪戦苦闘ぶりや,容赦なく襲い掛かる各種のトラブル,そしてそれらを一つ一つ解決することによって獲得された知見やノウハウなどについて情報共有したいと思います。ハイブ
「不確実性プールの原理」とは【各小売店がそれぞれ在庫を持つよりも在庫を卸売業者に集中させた方が,より少ない在庫量でリスク(つまり需要の変動)に対応できるということを説明する理論】です。(見出し写真の出典は「https://www.pstudio.co.jp/studio/hanazono-room/」) マーケティングや流通に関係するほぼすべてのテキストにおいて紹介・説明される有名な理論ですが,その説明はどれも十分ではありません。実は,この理論を正確に理解するには統計学
(2012年にFBに投稿したものですが、久しぶりに記事の事を思い出してnoteに再掲します) Facebookに書くのが適当なのかは分かりませんが、 他に書くところもなく、また是非とも書いておきたいので少々。 先月、学会に参加して、とある先生の訃報を知りました。 その先生は、今から7年前、D4で初めて学会の部会で報告したとき コメンテータをしていただきました。 それも、別の先生からの急の代役で、 何の業績もない僕のことなど、当然のことながら全く知らなかったはずです。 だいぶ
「卒業式に教育的意義なんてない!(少なくともゼミの課題以上の…)」 と書いてしまうと全てが終わってしまうので, 卒業式の「教育的意義」を必死に考えてみた。 大学の卒業式は多くの人にとって学生最後の日であろう。 大学生は「生徒」ではなく「学生」だ。 教師が教えることを正しいと信じ, 教師の教えに従順であることを求められる「生徒」ではない。 「教員」や「研究者」という着ぐるみを着た 「(時に無邪気な)学生」と対峙し, 相手の主張に間違いがあると思えば 率直な疑問をぶつけ議
我々は絶えず変化する。 気分も体調も。髪の毛は日々伸びる。食べすぎればすぐ太る。 それでいて我々は何かを変えたいと日々願う。 怠惰な生活習慣を、貧困な英語力を、ネガティブな思考を。 変えたくないものは変わっていき、 変えたいものが変えられない。 そんな葛藤を経て我々はある哲学に辿り着く。 「なるようになるさ」 「なるようにしかならないさ」 と。 とはいえ、 怠惰な生活習慣で「なるようになる」のはメタボでしかない。 貧困な英語力では「なるようにならない」世界がある。
レポート及び論文では「基本的な能力を有した日本語ユーザーであれば誰でも理解できる(誤解しない)」精確な(=精密で的確な)日本語を書くことが求められます。その能力を身に付ける第一歩として,以下のルールを必ず守ってください。中には瑣末なモノも含まれますが,これらを守るだけで添削・修正の手間も再提出の可能性も格段に下がります。これらの基本的な書式が守られていないレポートは添削せずに送り返します。 1. 「何となく伝わるだろう」は絶対にNGです。書いてある通りにしか解釈できない,
≪Episode 12~これまでのおさらい~≫・GCまでの道すがら,(ゼミ生)初体験のガスステーションでの給油直後にガソリンが溢れ出てゼミ生の服に少しかかる; ・LAでのレンタカーの予約を確認するも窓口のRentalcar.comでは確認が取れず,仕方なくレンタカー会社(SIXT)の予約センターに直接メールし予約確定の言質をとる; ・真っ暗なハイウェイを巨大な鹿の群れが横断していて肝を冷やす; ・ゼミ生が予約したハウスに到着するもなかなか扉が開かない; ・一時間以上シ
≪Episode 10~千尋の谷を下…れない~≫ 2月7日の正午過ぎ,恋焦がれたNAUに無事(とは言えないものの)到着。NAU国際部のスタッフから提供されたランチのフリーチケット(人数分)を受け取った直後に紛失するなんてご愛敬(まぼろしぃ~)。NAU国際部のマリエルさんにもお会いできピザパーティーへ。週末はArizona州の観光名所を巡り,そこでとても印象深かったエピソードを少しだけ(と言いつつ長々と)。 2月9日(Sun.)は,グランドキャニオン(GC)観光です。昼過ぎ
≪Episode 6~いたしかねます,できかねます~≫「6人で作業を分担すると仕事が捗るよね」 ということで,各学生が旅行代理店やAAへの電話や宿の新たな手配などを分担していたのですが,もう一つ重要なのが(大学で研修まで受けて有無を言わさず加入させられた)海外旅行保険の確認。 女子学生二人が持参したパンフレットにデカデカと書かれたお客様対応電話窓口に電話をかけ,今回の一連の事態と事情を説明します。 女学「PHXで必要になる追加の宿代は保険の対象になりますよね?」 保
≪プロローグ~羽田を走る~≫羽田空港国内線ターミナルを走る10人の旅客。女性空港職員がトップを独走し, 「お客様ぁ~,43分のモノレールに乗りま~す!」 と,割と大きめの荷物を抱えた我々を鼓舞します。ただ今の時刻は日本時間の2月5日の18時40分。17時10分伊丹空港発羽田行きの便が30分ほど遅れたために実現した羽田空港障害物レース(中距離)。無事乗り込んだモノレールの車内にて,これまで先頭集団を引っ張ってきた空港職員が携帯電話で何かを話した後,力なく告げるのです。 「