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MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 宣伝会議から得た「影響力の扱い」の話。

皆様、こんにちは。
今回の読書会フィードバックは下記です。

今、飛ぶ鳥を落とす勢いの最強のサラリーマン田端さん



最強になりかけていた時代の本。

2012年の本ですが、
今読んでもメディア関係に関わる方や情報を取る方にとって良書です。

たくさん、良い事は書いていましたが、
そんな中から得た「影響力の扱い」についてシェアいたします。

結論、影響力を持つ者は、その力を知り、責任と使い方を間違えてはいけない。

予言が自己実現される

本書では「メディア」の持つ影響力について述べられています。

影響力の怖さと面白さを教えてくれます。

その中でもスッと理解できる話は、
「メディアとファンナンスはよく似ている」と言われていたことです。

その理由は、
その両方には実態がなく価値は信頼性や期待値が担保するからです。


例えば、いい人材を集め

好成績のキャッシュ・フローを生み

企業の株価があがる。


というのは普通の事実からの実現です。

ところが、この逆があります。


例えば、仮想通貨バブル時

ブロックチェーン技術の実体のないハッタリトークにのせられる。

通貨の価格が上昇

お金が集まる

いい人材が揃う


というハッタリからの実現です。
別にこれが悪い訳ではありません。
ポイントは、影響力は「予言を自己実現」してしまう訳です。


影響力の責任

スパイダーマンの名言
「大いなる力には大いなる責任が伴う」

その通りだ。

先程も述べた通り影響力は、自己実現する力を持つため責任を持つ必要があります。

本書では、影響力の付与方法として
ミシュランと食べログを上げていた。

ミシュラン=権威型の付与
食べログ=参加型の付与

言わなくても理解できるはずだ。

権威型の責任は重大

もし、ミシュランがマズイのに☆をつけてしまうとどうだろうか?
もし、ミシュランがウマイのに☆をつけないとどうだろうか?

価値ないモノを生かし価値あるモノを殺してしまえる訳だ。
※ユーザー減るけどね。w

ポイントは、影響力で人を殺す事も成功させる事もできる訳です。


言葉の影響力

この影響力だが、自分は関係ないと思うかもしれない。
しかし、そんな事はない。

ミクロにそれは起こっていたりする。

例えば、それは会社でも学校でも起こる。

もし、あなたが会社の取締役やクラスで人気者で事実を知らずに
雰囲気だけで下記のような発言をしているとどうだろうか?

あの新規事業はユーザーが嫌がっている!!
あいつは最近調子悪い!!
あいつサボっている!!

事実と違えば、殺してしまうことになるかもしれない。

また、逆にあなたが会社の取締役やクラスで人気者で事実を知らずに
雰囲気だけで下記のような発言をしているとどうだろうか?

あの新規事業はユーザーが喜んでいる!!
あいつは最近調子良い!!
あいつ頑張っている!!

事実と違えば、生かすことになるかもしれない。

ポイントは、影響力を持つ者は事実をしっかりと見つめ時々に応じて発言を変えるべき



まとめ

コミュニティで影響力を持つ人間の言葉は、凄まじい影響力を持つ。
なので下記を抑えて発言しよう。

影響力は「予言を自己実現」
影響力で人を殺す事も成功させる事もできる
影響力を持つ者は、事実をしっかりと見つめ時々に応じて発言を変える

今回は、影響力の扱いについて述べましたが

それ意外にもたくさんメディアリテラシーを上げる内容があるので
オススメです

では!


娘の育児手当てとなります!