多民族国家日本
正月明けに花巻の奥の鉛温泉にある開湯600年という宿に泊まった時、スタッフの多くが黒褐色の皮膚をした外国人だった。Where do you come from?と訊いたらネパールと答え、すいません、英語はよく分かりませんと言われた。
私のマンションの一階にあるファミマのバイトはみんなバングラデシュ人だ。その一つ隣に入っているカレー屋のスタッフはネパール人。
もう日本はそう言う国になった。この先政府が何をやったところで人口減少は止まらないので、外国人労働者の移入は必要不可欠だ。日本は真に多民族国家になる覚悟を固めなければならない。勿論今でも日本は大和、琉球、アイヌの複合国家だが、これからはもう想像を絶する多民族国家になる。
もちろん、彼らの人権をきちんと認めなければならない。職業訓練生などと言うお為ごかしは辞め、きちんと一人前の「労働者」として労働三法を適用しなければならない。また市民一人一人が彼らを大切な市民として受け入れなければならない。古くからいる朝鮮系ですら差別するような、そんな狭量な意識では、今後の日本では生きていけないのだ。
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