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SSA前夜の壮絶な闘い

SSA=サマースタイルアワードとは?

実は今回のコンテスト前夜は、殆ど睡眠をとれていませんでした。
※お食事中の方は、お食事後の閲覧をお勧めいたします。

コンテスト出場者は、大会前日から水分摂取を控えたり、炭水化物を多めに摂って、コンテスト当日のコンディションを調整したりします。
よりカッコいい身体の質感を出すためです。
私も例外なく、前日は水を飲まず、2時間おきに炭水化物を摂取。たんぱく質も脂質の摂取も控えて過ごしました。
多少喉が渇くこと以外は、その時点での体調不良などは特になく過ごせていたのですが、夜23時くらいに何気なく入ったトイレで異変に気付きます。

便が瓦礫のように硬い


過去44年近く生きてきた中で最高位の硬さと量を実感しました。確かに、水なし脂質なしともなれば、便は硬化するし、炭水化物が多ければその量も増すことは想像できますが、感覚的にはソフトボールが校門(意図的誤字)前に詰まっている状態。校門のサイズとソフトボールのサイズの不一致。あり得ない発注ミスです。
まずは自分でなんとかして排泄しようと、2時間ほど格闘したんです。あらゆる体勢を試し、水を飲み、ビタミンCを飲みましたが状況は全く改善せず、翌日のコンテスト出場を諦めるどころか、このまま糞詰まりにて一生を終えるんじゃないかとの危機感まで覚えました。
遂に、意を決して近所の総合病院に電話して救急患者として治療をお願いすることにしました。午前1時半ごろタクシーを呼び、病院に向かうも、校門からは氷山の一角が既に頭角を現しており、まさに牛歩の移動です。


受付にて
>いわお 先程連絡した杉浦と申します。便の詰まりが苦しくて何とかしていただきたいんです。
>受付係 それでは検温をいただき、そちらにお掛けになって問診票をご記入、、、
>いわお スミマセン、無理です。この状況なんです。検温も問診票も後でお願いします。そして、座れないです。とりあえずそこのトイレにいるので、準備が整ったらお声掛けいただけますか?

コント級の杓子定規な対応に笑っちゃうぐらい校門がキレそうになりました


その後、治療の一環として、浣腸などを試すも全く効果なく、最終的には看護師さんがソフトボールを手動で掘り出していただけることに。
この校門地獄から解放されるなら恥も糞もない(実際にはかなりの糞)ということで、ベッドに横向けに寝て、校門からソフトボールを掘り出していただきました。
ボールの破片が発掘される度に病院中に響く私の悲鳴。これまでのどんなトレーニングよりも辛かったけど、同時に湧き上がる喜びと安堵感は何事にも変えがたかったです。本気でイチ掘り出しの度に「ありがとう!」「すごい助かる!」を連呼しました。
最終的には握り拳5個分くらいのソフトボールが発掘されたとのことです。

まさに壮絶でした。時代が江戸なら、死に至っていたとも考えられます。まじで。生きてて良かった。サマスタを糞詰まりで欠場した勇者は過去にいなかっただろうなぁとも思いつつ、早朝5時ごろ帰宅してシャワーを浴び、マジックタンを塗り、朝食を食べ、家を出ました。
改めて、水分や脂質摂取の重要性、炭水化物の過剰摂取には注意が必要だと思い知らされました。
そして、まさかのスタイリッシュガイ優勝。
人生ホント何があるかわかりません。
2020年サマスタ千葉大会スタイリッシュガイミドルクラスでの優勝者の前夜は糞詰まりで瀕死の状態でした。
そんな私がこの全格闘中にずっと着ていたTシャツは、OSHIRI 看護師がこのことに気付いていたら、笑いが止まらなく治療ができなくなって、私の校門は破裂していたかもしれません。治療に集中してくれていて良かった。

以上、このSSA前夜の壮絶な闘いは全て事実です。


そんな私はこの10月から独立してパーソナルジムを運営しています。
クラウドファンディングへのオススメリターンは、この前夜の戦いのことやサマスタ当日のことまで何でも聞けちゃう、【いわおとマンツーマントーク権】です。
既に支援済みの方も私の校門に免じて追加支援をお願いいたします。

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