ニフレル(2023/1/8)
1.初めに
こんにちは。こんばんは。IWAOです。今回は、ニフレルに行ってきました。今回、この水族館へ行き、面白かった点、見てほしい点について説明してきます。どうぞよろしくお願いいたします。
2.構成
まず、ニフレルは、万博公園の目の前に建てられている水族館になり、近くには、映画館、ショッピングモールが立ち並んでいます。国立民族学博物館も近くにあります。つまり、何でもある所にある施設の一つになります。
また、水族館内の構成は、2階の構成になっており、1階は、魚の展示がメインになっており、2階から、メイン展示となるホワイトタイガーなどの動物の展示があります。生き物そのものを見るだけでなく、いかに「感じる」のかがテーマの水族館のテーマになっています。
水族館の入り口以外にもいますが、ソータ君というロボットがいます。彼に質問をするのもいいかもしれません。
3.いろにふれる
ここでは、「色」をテーマにした展示がされており、カラフルな生きものが展示されています。
ここで私が印象に残った生き物は、「モンガラカワハギ」です。黄色と黒の2色が特徴の魚になります。これを見た時に、「これ、もしかして毒があるのか?」と感じました。飼育員の方に確認した所、「ここのものには毒はない」と説明を受けました。しかし、ネット上の書き込みでは、「毒(ここでは、シガテラ毒)がある」との記述があります。そして、結論から言うと、毒がある・ないどちらの記述も正しいです。どういうことかというと、住んでいる環境によるということです。彼らの毒はプランクトンの仲間が作り、それを食べる生物へ毒が移行していきます。毒のある餌を食べていなければ、毒は取り込まれないので、ニフレルのモンガラカワハギも毒はないと考えられるということになります。つまり、ここでのモンガラカワハギの毒々しい色は、警戒色であり、「俺には毒があるぞ」と黄色と黒で見せかけているということです。
ただ、このことから、「毒って何だろう」と不思議に思わざるをえませんね。
次に印象に残ったのが、「オシャレハナゴイ」になります。これは、私たちがイメージするものとは違った生態を持っています。ハナダイやハナゴイなどの魚は、サンゴ礁の広い海で優雅に泳いでいる印象があると思います。しかし、「オシャレハナゴイ」は、そのような生態をしていません。なんと、「水深45mの海でじっとしている生態」になります。つまり、深海ほど深くなくとも深い海に生息するハナダイであるということになります。また、飼育員の方の話によると、エサをあげてもすぐに隠れてしまうということで、非常に臆病な魚でもあります。
そして、このオシャレハナゴイは、ニフレルの館長お気に入りの魚で、どうしても展示したいが故、展示されたものでもあります。よくわかってないこともまだまだ多い魚です。
4.わざにふれる
ここでは、生き方や生態がユニークな生きものが展示されています。私個人の意見として、ここの展示がニフレルで最もすごい展示ではないかと思います。
まず、ここでは、2種類のサメが展示されています。それは、サンゴトラザメとマモンツキテングザメです。どちらも細長い体をしているのが特徴です。ただ、私たちがイメージするサメとは違う生態をしています。
その違うイメージは、「エサを食べる時」になります。彼らは、地面の中に埋まっているエビや魚を食べています。そのため、口は、下を向いており、地面に口をつけてエサを食べます。私たちがイメージするホホジロザメのようなサメは、泳いでいる魚やアザラシ、オットセイなどを食べるため、口が正面を向いています。つまり、私たちがイメージするサメとはまた違った体の構造をし、生態をもっているということです。
次は、「テッポウウオ」になります。ここのテッポウウオは、一味違います。その違いは、「日本で初めて繁殖に成功」したテッポウウオの稚魚が展示されていることになります。つまり、テッポウウオの稚魚が見られるのは、日本でここだけということになります。
私が、テッポウウオの稚魚を見た時に感じた面白いポイントは、親と子で容姿が違うという点になります。稚魚の方が黒っぽい個体が多いということです。ただ、全部が黒っぽいわけではなく、全身が黒いもの、半分だけ、もう成魚の模様…などと個体差があり、成長とともに変わります。
テッポウウオの稚魚が黒いことはなぜなのか疑問に思い、飼育員の方に質問をしました。結論は、よくわからないということです。ただ、私は、「保護色ではないか」と考え、飼育員の方も同じように考えていると答えてもらいました。「マングローブに生息しており、根の下に隠れることから、黒っぽくなっているのではないかと考えている」とのことです。
他にも、テッポウウオの名前の通り、水テッポウをいつ撃てるようになるのかも観察を続けた際、生まれて4か月で撃てるようになることが分かりました。(*撃てるようになるまでは、ジャンプでエサをとっていたそうで、練習を重ねていたそうです。)つまり、生まれてすぐに水テッポウを撃てるようになったわけでないということです。
ただ、今回の繁殖だけで水テッポウを撃てるようになるのは、いつごろか時期をさらに詳しく断定することはまだできていない上、完全に遺伝で水テッポウを撃つのかもわかっていません。その上、何故稚魚は、黒っぽいのかも明確に分かっていません。つまり、「テッポウウオとは何者なのか」という研究で分かったこともあれば、同時に分からないものが出てくるということになります。研究の最前線が見れる非常にいい展示だったと思います。
また、稚魚が黒っぽいものから斑点模様へ変わっていく変化の最前線を見れる機会も今しかないという非常にレアな展示にもなっています。
*おまけ
私は、テッポウウオの稚魚が黒い理由は、「保護色であり、成長に伴って斑点模様になっていく」という仮説も持っています。体長と黒の面積が成長と共に減っているのかをデータ化することや、マングローブで、稚魚の生息する環境で上手く隠れることができているかを観察するなどの実験があるとこの仮説の検証ができるのではないかと勝手に考察しています。
次は、「イイダコ」になります。イイダコは、私たちが寿司屋とかに並ぶなどとイメージするタコと違い、とても小さく、大きくても15㎝ほどの大きさにしかならず、東アジアの浅い海に生息しています。
歴史の展示では、イイダコは、関西圏で古くから利用され、地域によっては、おでんの具として利用されていました。長い歴史の証拠として、弥生時代の池上曽根遺跡と古墳時代の大園遺跡からタコツボが発掘されています。イイダコは、貝殻などの狭い場所を好むという習性があり、現在は、貝殻を沈めて漁をしています。よって、タコツボの中に誘い込み、それを引き上げて利用していたと言えます。
古い時代を生きていた人たちは、イイダコの生態を知っていたからこそ、タコツボでの漁をしていました。一方、現代の私たちは、科学的な実験、調査を積み重ねてどうすれば効率的にとれるのかを知っています。しかし、古代の人たちは、現代科学を持っていません。それでも、イイダコの習性を知り、どうすれば効率的にとれるのかという結論をここまで出せたことに感服せざるを得ません。長い時間での試行錯誤と粘り強い観察などを積み重ねたからこそ、「狭い所にタコは入り込む。だから、壺の中にタコをおびき寄せればいい」との結論の結晶が、タコツボだと思います。
私達との歴史が深いということを知るだけでなく、ニフレルでは、イイダコの繫殖が行われ、最近孵化した個体の展示が行われています。イイダコ展示とその子供の展示は、2月下旬までの展示になります。是非、会いに行ってください。
ニフレルは、生き物の繁殖を盛んに行っています。テッポウウオ、イイダコ以外だと、フグの繫殖を多く行っており、その多くで、初繁殖認定を狙っ
ています。
当館では、マミズフグが、日本での初繁殖認定を受け、成長した個体が展示されています。他にも、オキナワフグとパオバイレイでの繫殖個体が展示され、初繫殖認定を受けようとしています。また、過去にも別種のフグの繁殖で同賞を受賞しています。
繁殖しているフグだけでなく、イシガキフグ、ネズミフグ、ケショウフグなどと大型のフグも多く展示されています。
5.およぎにふれる
ここの展示が、と二かく暗かったです。「深海の生き物を飼育しているから」という理由ではありません。あえて暗くし、一部を明るくすることで、泳いでいる所を印象深く見せるための演出になっています。
ここの面白い所は、展示個体の解説プレートがないことになります。面倒くさがって設置していないわけではありません。暗いことを生かした解説パネルを演出委しています。水槽の一ヶ所に光を当てており、その光の先が、文字の型番になっています。そこに光が当たることで、解説が写し出されるという構図になっています。また、ここに限らずですが、すべての解説パネルは、川柳で作られています。
6.かくれるにふれる
ここは、「擬態」がテーマの展示になっています。天敵から身を守るために隠れる、または、獲物を捕まえるために隠れる、そして、どちらにも使うために隠れるために、「擬態」をすることをテーマにした展示になっています。
まずは、「オニダルマオコゼ」になります。うまく岩に擬態しているため、オニダルマオコゼがいると説明されないと素通りしてしまうくらいうまく岩になりきっています。彼らの武器は、擬態だけでなく、背鰭に毒を持っています。つまり、獲物を捕まえるのに完全に岩に化けつつ敵に襲われないよう後ろも毒で武装するというスキのない防御力と奇襲力を持った魚になります。なので、海に行った時に岩と思って…やめましょう。
次は、カエルの擬態について説明します。まずは、「フラインシュマンアマガエルモドキ」になります。彼らは、アマガエルのように周り風景に溶け込んで擬態します。しかし、アマガエルと擬態の仕方は、違います。なんと、「透ける」ように周りの風景に溶け込みます。ニフレルでは、2匹いましたが、もう一匹を見つけるのが非常に難しかったです。
次のカエルは、「コケガエル」になります。コケのような模様をしているから、このような名前が付きました。そして、コケにびったりとくっついて、離れないカエルでもありました。
そして、「タテジマキンチャクダイ」になります。このタテジマキンチャクダイは、「今」が超旬の見物になります。そもそも、このタテジマキンチャクダイは、「親と子の姿が全く別物」という特徴になります。
では、ニフレルで展示されているタテジマキンチャクダイはどうでしょうか?親の姿とも子の姿ともとれる模様を残していますね。青から黄色になっていますし、縦縞模様がありつつ幼魚の段階の白の丸の模様もまだ残っています。つまり、子から親へと成長段階にあるタテジマキンチャクダイが展示されているということです。飼育員さん曰く、「大人と子供の境目だが、やや大人になっている」ということです。そして、「今、このような成長の過渡期にある個体を見れるのは、非常に運がいい」とのことでした。だから、リアルタイムで成長しているタテジマキンチャクダイを見るなら、今すぐに見るしかないということになります。
7.水辺にふれる
ここでは、主に水辺に生息する大型哺乳類が展示されています。ベンガルトラ、イリエワニ、ミニカバの3種が展示されており、この3種がニフレルの最大の見物でもあります。また、この3種は、動物園でもなかなか飼育されてないものでもあり、一度に3.5度おいしい展示になります。
ここのベンガルトラは、ただトラがいるのではありません。なんと、「ホワイトタイガー」が展示されています。このホワイトタイガーは、ベンガルトラとして紹介されており、ベンガルトラの白変種となります。ただし、アルビノとは違う要因で白くなります。アルビノの場合、メラニンという色素に難する遺伝情報が欠損することにより白色化していますが、白変種は、メラニン産生能力は正常であるが、白色になる遺伝子を持っているため白変したという違いがあります。つまり、遺伝子が正常に機能しているのかどうかの違いになります。また、白い理由については、氷河期では、周りが雪や氷に囲まれた環境になり、体が白い方が、狩りや敵から身を守るために有利だったと考えられます。また、ベンガルトラは、今も白くなる遺伝子を持っており、現在においても偶然出てきたのがホワイトタイガーということになります。ホワイトタイガーは、日本国内の動物園でもなかなか見られないもので、非常にレアな動物であるのは間違いないです。
しかし、ホワイトタイガーは、非常に問題の抱えた動物でもあります。野生で見ることはできなく、動物園で飼育されているものは、「兄弟間の近親交配で生まれ、奇形や健康不良などの問題がある」という点になります。そして、ベンガルトラを含めたトラの多くは、絶滅の危機にあるということです。つまり、「物珍しさと見物を作るためだけにホワイトタイガーを作り出し、守らなければならないトラをの保全を疎かにしていいのか」ということです。ホワイトタイガーを作ることにより、本来他のトラなどの保護に使えるリソースを割いてしまうということにもなりかねません。私は、ホワイトタイガーを見れたことに対する嬉しさと同時にこれでいいのだろうかという複雑な気持ちになりました。
ただし、私は、「ホワイトタイガーを飼育する動物園・水族館はとんでもなく悪い施設だ」といいたいわけでは決してありません。飼育員の方々は、一匹一匹のトラと向き合い、彼らの良さを理解しています。また、「ホワイトタイガーは特別な動物・トラ」としては決して触れていません。「大切な仲間」として、向き合い、彼らが健康で幸せに暮らせるように考え、できることを実践しているのだと感じました。
ニフレルのホワイトタイガーは、「アクア君」というオスの個体になり、東武動物公園からやってきました。「アクア」という名前があるように水で遊ぶのがとても大好きなトラで、プールも立派なものが設置されていました。なので、目の前で盛大に泳いでくれることを期待していました。しかし、私が来館した時は、目の前をウロウロしているか、屋上で寝てるかで、今回は、私の前でカッコいい所を見せてくれませんでした…。
ホワイトタイガーとは、また別の動物で、ニフレルの見物は、「ミニカバ」になります。名前の通り小さいカバにあります。大きさは、一番大きいオスでも2メートルないくらいの大きさくらいに小さく、もしかしたら、私の方が大きいかもしれません。そして、ミニカバの展示自体が超激レアで日本国内でも4、5匹しかいないとの話です。
このニフレルでは、なんと、ミニカバの繁殖が行われており、そのうちの一匹に会うことができる上、その一匹は、現在1歳になったばかりの個体になります。来館時は、オスのモトモトしか会えなかったのですが、時間よっては、母親と連れ添いの子供に会えます。そして、ミニカバの子供は、とてもキュートです。また、関西で一番近い所だと、神戸どうぶつ王国にいます。そして、その神戸どうぶつ王国にもニフレル生まれのミニカバであるタムタムが婿入りしています。私は、いつか会いに行く予定です。
ミニカバとカバの違いはなんでしょう?その一つは、「生息地」が違うということになります。ミニカバは、森林やその沼地に生息し、カバは、草原寄りの池、湖あたりに生息しています。よって、両者が野生で出会うことは、まずありません。
また、ミニカバは、現生のカバの中では祖先に近い形をしていると言われています。その理由は、カバとミニカバの共通する祖先が、共通しており、枝分かれした速さで見た場合、ミニカバの方が早かったことから、祖先に近く原始的と言われています。
(*形態的な違いは、こちらを参照にしてください。)
そもそも、ミニカバは、世界三大珍獣(他は、ジャイアントパンダ、オカピ)の一つであり、現地でどういう生活をしているのかもよくわかってないことだらけです。そして、そもそも見つけられないという動物になります。研究者が調査に行っても見つけることができずに終わるということも珍しくない動物になります。つまり、伝説のカバです。よって、ニフレルを含む極少数の動物園・水族館でしか会えないので、会った時は、目に焼き付けるくらい見ないといけません。
そして、「イリエワニ」になります。フィリピンなどの東南アジアを中心に棲息する世界最大のワニです。ここでは、2匹のイリエワニが個別で展示されており、でかく、ここのものでも2mは超えていました。ただ、私は、4mくらいあるイリエワニを上野動物園で見たことがあるので、ここのイリエワニはもっと大きくなれる可能性を持っていると思います。
私の考えるイリエワニの特徴は、「遊泳力が高い」ということになります。名前にある「イリエ」にあるように主に汽水域に生息します。しかし、川の上流へと自ら上ることがある上、海水への耐性が高いことから、海流に合わせて沖合や別の島に来ることもあるそうです。なんと、驚くことに、その遊泳先の一つに日本の奄美諸島、西表島、八丈島にまで来た記録があるそうです。つまり、日本は、ワニとは決して無縁ではないということです。また、フィリピンから八丈島までを図にしてみましたが、非常に距離があることが分かります。回遊性のある生き物ではないのにここまで泳ぐことのできることに驚きを隠せません。私は、世界最強のワニだと勝手に思っています。
最後にでは、「一度に3.5度おいしい展示」と言った残りの「0.5」を説明します。それは、「熱帯魚の展示がされている」ということです。主に、トラとイリエワニの水槽になります。トラの水槽の方が非常に多くの熱帯魚が飼育されています。ソウギョ、ポリプテルス、レインボーフィッシュ、シクリッド…などと非常に多様な生物が飼育されています。また、イリエワニの水槽では、「ガラ・ルファ」つまり「ドクターフィッシュ」が展示されています。大きい動物だけでなく、このような影の存在に注目するのも面白いです。
8.うごきにふれる
ニフレル最後の展示は、動物たちが私たちの目の前に来てくれる上、ガラス越しでは決して見ることのできないドラマを見せてくれる所が最大の見どころになります。
まずは、「ケープペンギン」になります。この時期は、発情期に入っていおり、ペアを見つけて交尾しようとしていました。特に、オスがそこらかしこで鳴いており、声がめちゃくちゃぶっといものでした。その声から別名ジャッカスペンギンとも言われています。ジャッカスとは、オスのロバという意味で、その声に似ているから、別名として付けられたそうです。また、一度、ペアが成立したら、ずっとそのペア同士となります。ただし、浮気するものもあるそうです。
次は、「オウギバト」になります。クジャクの上にいる2匹になります。鳩と名前がついていますが、街中で見かける鳩の3倍以上でかいです。
私が、見た時、オウギバトは、土の中の餌を探しており、せっせと土を掘っていました。そして、オウギバトに少しだけ目を離したら、なぜかクジャクをおっかけまわしていた。オウギバトは、ナワバリ意識が強いため、エサを食ってる時にクジャクが何も考えずに来たため、クジャクを敵と思って、追っかけ回したそうです。
そして、「アナホリフクロウ」になります。名前の通り、穴を掘り、底をねぐらにするフクロウになります。このように、巣の中はどうなっているんだろうと覗き込める所に巣を作っています。ただし、そのようなことはすべきではありません。侵入者だと見なして徹底的に攻撃されるのがおちだからだそうです。
他にも注目すべきシーンはたくさんありました。その一つは、「オオハシ」になります。オオハシが、蛇口に口を出して、水を飲んでいました。とりあえず、洗面台の前に何か出せば水が出るということを分かっていたようで、何度もくちばしを洗面台の蛇口に出して水を飲んでいました。
他にも、「ビーバー」が可愛かったです。エサを食べている姿が可愛いです。。目の前の餌をじっくり味わいすぎており、飼育員さんに背中に多くの餌を置かれても気にせず、目の前の餌を食べていました。
ここではワオキツネザルもいます。彼らは、色んな所におり、この水族館の中で最も自由な存在でした。
まとめ
近くに映画館やショッピングモールが多く、エンターテイメント施設の印象が強かったです。立地的にも、ついでに水族館に行くか感覚でいける所にあります。
しかし、水族館の内容は、とても良かったです。ここ以外だと見るのが非常に難しい生きものがおり、彼らに出会うことを目的とするために行くのもいい水族館だと思います。特に、「わざにふれる」という所の展示は、素晴らしかったです。日本でここしかやってない生物の繁殖、初めて成功したものなど、研究成果は、ここがなかったら分からなかったものも多く、とても勉強になりました。
ニフレルは、「〇〇にふれる」という意味合いが込められており、各生き物の魅力をテーマで設定しつつとても演出に凝った水族館になっており、「体験」を大切にした水族館でした。特に、「うごきにふれる」では、生き物同士の生きる様子やドラマを見ることができ、ガラス越しでの展示や映像だけでは味わえないものを体験することができます。その体験をするためにこそ、ニフレルに行くべきです。
今回は、以上になります。ここまで読んでくださりありがとうございます。