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【ご予約完売】コロナ禍でも売り上げを伸ばし続けたたった一つの方法。


コロナ以前より売り上げが上がった

風俗生活ラスト2年は完全にコロナのなかにいた。コロナ禍になるまでの5年間は平均150万円の給与があり、そこからどう伸ばしていくかを課題にしていた。年々売り上げは伸びて、今年はもっと行けそうだな〜記録に更新だな!と意気込んでいたなかのコロナだった。コロナ禍での風俗はかなり大変でアル中になりかけたりもしたけど、1年を通して振り返ってみると、自分でも驚いたことに、コロナ以前よりも売り上げが上がっていたのだった。コロナ2年目も売り上げは上がり続け、気づけば売り上げ客数共に過去最高になっていた。

ちなみに私の容姿が良いのかというと、まったくもって普通である。

めっちゃお酒飲んでた

売り上げは上がった、けど辛かった

それはもういろんな事を試みて、なんとか生き残るために必死だった。結果、振り返れば売り上げは過去最高を記録していたが、実際、1日単位でみると辛いことが多かった。

風俗はお客の流れに波があるのはもちろんだが、コロナ禍になってそれが極端になった。ある日ものすごい暇で1人しかお客がこなかった、お茶をひく日もあった。けど別の日はものすごい客数と言った感じで、流れが読めなくなった。

これはしかたのない事なのだが「コロナだから行けない」というLINEはバンバンくる。お客の気持ちもわかるしどうにもならない。もともといた本指名のお客、特に高齢のお客、家族もちのお客、医療系のお客の来店は見込めなくなった。

いままでのやり方だと、コロナ禍では生き残れないかも、という危機を感じ私は今までの営業方法を変えることにした。

出会ったお客1人残らずLINE交換

いままでは、お客が連絡交換をしたい!と強く要求してきたら、教えるという方法をとっており、積極的に連絡先を交換することはなかった。店に来たらお客は絶対に楽しませる!っていう友達営業的なスタンスでやっていた。自分の性格的にも、お客とのLINEは向いていないだろうと思っていたし、現にLINEでのやりとりなしで十分に顧客をつかめていた感覚があったからだ。

しかしコロナ禍になって、LINE交換していないお客がいることを後悔した。お客が今どういう状況なのかもわからないし、心配していても伝える術がないからだ。お客だってコロナ禍で大変な思いをしているだろうし、愚痴や弱音を家族でない人に吐き出したいのではないか?と思った。

コロナ禍に突入して3ヶ月目くらいから、もとからの本指名はもちろんのこと、新規でついたお客全員と可能なかぎりLINE交換をした。とりたて「お店にきて欲しい」的な営業LINEはしなかったし、LINEがきたら返す、色恋的な感じでもなく、ごく普通のLINEだったが、売り上げ指名数はコロナ禍に関わらず伸びていった。

以前の私は、お客は店でエッチなことをして楽しい時間を過ごしたらそれで満足で、その他の時間は特にLINEメールなどを望んでいないと思っていた。しかし実際は、仕事だとはわかりつつも、体だけでなく心もつながっている、というような関係を求めているのだと風俗生活8年目で気づいたのだった。

予約完売嬢の秘訣

数多くのお客がいるとはわかっていても、自分は特別だと一時でも感じたいのが人間というものだ。これは風俗のお客に関わらず、誰だってそうだろう。

いつも予約完売という姫がいる。私はそこそこ売り上げ顧客数もいたが、前日までに予約完売とはなかなかならず、予約完売嬢はどんなすごい接客をしているのだろう?という疑問を長年持っていた。

しかし程なくして予約完売嬢の秘訣がわかった。

それはお客とのLINE連絡を密にとり、お客の融通が効く日にちと時間を聞きだし、姫予約(女の子を通してお店の予約をとる)をさせることだった。

以前から、お客から「今日店にいる?」というLINEを受け取ることが多々あり、なんでお店に聞かないで私に聞いてくる訳?お店に聞いた方が早いじゃん。とイラついていたのだが、お客の心理としてはどうやら違うらしい。

やはりお店に電話をして、男性社員が注文を受け「お待ちしております。」と言われるよりも、姫予約のほうが特別感を感じるのかもしれない。

姫予約で前日までに全部でなくともある程度の枠を埋めておけば、当日電話したお客は、もうそんなに予約が埋まっているのか!やっぱり人気なんだな!今度から当日じゃなく前日までに予約しよう、と思うだろう。そうなれば予約完売サイクルはできたも同然だ。

こちらが可能であれば、お客の希望の日時に合わせて出勤すると更に予約完売感はあがる。予約完売感が出れば、その表示を見たお客が興味を持ち、また指名が増えるといった塩梅だ。

一緒にがんばろう

ストレスは増えるがやる価値はある

LINE交換と、姫予約ってもうやってるよ〜という子もいると思うが、案外やっていない子も多いんじゃないかなと思う。そんなこと?と思うかもしれないが、一番重要かもしれない。

実際、お客とのLINEはかなりストレスが溜まるし、来店したくないがLINEはしたいというお客、キモいメッセージを送ってくるお客もいる。ブログも書かないといけないし、時間的にも大変だ。けど、お客がこなくて病んだり、やみくもに待機して暇疲れするよりはずっと良いのかなと思う。

わたしはブログも自分なりにかなり工夫して書いていたが、実の所、LINEのほうが効果的だったと思う。

いまコロナの動向が変わってきて、コロナにとって変わって不況の影がチラついている。不況や災害時でもなくならないのが風俗業だが、お客がシビアになってくるから、こういった時は稼ぐ子と、稼げなくなる子に二分されてしまうと思う。風俗やっててお茶の日は本当に辛い。

お客とのLINEはストレスが溜まることでもあるから無理はしないでほしいが、売り上げが下がってきた、今よりもっと稼ぎたい!という場合はやってみて損はないと思う。

ぱっとしない世の中だけど、大丈夫!一緒にがんばろう!










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