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スマートスタジアム~建設会社と5G(IoT)によるスポーツ業界の今後~

ついにnoteデビューしました。。。(笑)
基本的には自分の学びや、今行われているのにも関わらず、そこまでフォーカスされていない内容等をまとめて話していきたいと思います。
※「え、これは違うでしょ!」や「もっとあるでしょ!」などのご意見に関してはまだ勉強中の身であるのでどうかご容赦くださいませ…(個別でいただければ更新していきます!)

今回のテーマ

さて、記念すべき初の投稿で話したい内容はこちら…
『スマートスタジアム~建設会社と5G(IoT)によるスポーツ業界の今後~』

表に出ているといえば出ている…が、そこまで今って注目されていない?
あるいは「スマートスタジアム」言葉はわかるけど、実際よくわからない…?という声が多いかと思います。実は自分もその一人です(笑)
なので今回はスマートスタジアムに関して伝えていこうと思います。
※あまりフォーカスされない建設会社についても触れながら…

スマートスタジアムとは

まずは「スマートスタジアム」ってなに?という言葉から触れたいと思います。
簡単にお伝えすると「IoTにより利便性を向上させたスタジアムの総称」のこと(※下記添付URLより抜粋)5GやAR/VR、電子決済(キャッシュレス決済)など最新テクノロジーをスタジアムに活用して利便性を追求することですね。
そもそもスタジアム・アリーナなど(いわゆるハコ)は今の日本のスポーツ業界において非常に重要なポイントとなっています。

理由としましては(令和元年スポーツ発表『スタジアム・アリーナ改革について』)によると
全国のスタジアム・アリーナについて、多様な世代が集う交流拠点として、2017年から2025年までに新たに20拠点を実現することを目標としております。と発表されているからです。
今後予定している各スタジアム・アリーナの詳細は最下部URLからご確認くださいませ。

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例えば、まもなく開幕を迎えるのB.LEAGUEにおいて直近建設されるとリリースされているのは…
●2025年までに竣工予定のアリーナ
2021年[公設]沖縄アリーナ(琉球ゴールデンキングス)
⇒設計は梓設計・創建設計・アトリエ海風JV、施工は鹿島・仲本工業・太田建設・富建JV
2022年[公設]SAGAアリーナ(佐賀バルーナーズ)
⇒設計は 梓・石橋・三原設計JV、施工は戸田・松尾・中野・上滝建設JV
2023年[民設]南船橋アリーナ(千葉ジェッツ)
⇒設計と施工:優先交渉権者に「清水建設」
2024年[民設]神戸アリーナ(西宮ストークス)
NTT都市開発を代表とする企業連合体が優先交渉権者(サンフレッチェ広島新スタジアムにも公募設置予定者の代表構成員として名があり)
2024年[民設]長崎アリーナ(長崎ヴェルカ)
以下優先交渉権者
①スタジアム棟・ホテル棟・南商業棟:株式会社竹中工務店
②アリーナ・サブアリーナ棟・エネルギーセンター棟:戸田建設株式会社
③オフィス棟:戸田建設株式会社
④駐車場棟:松尾建設株式会社
2025年[公設]愛知アリーナ(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
①設計・建設期間:前田建設工業
②維持管理・運営期間:NTTドコモを代表者とするコンソーシアム「Aichi Smart Arenaグループ」※同グループ以外の協力者として隈研吾建築都市設計事務所
などなど…
ここで一点気づくのは単に建設会社がいるのではなく、そこにデジタル(IoT)を専門としている会社も少なからず参入しているという点です。

スマートスタジアムのモデルはメルセデス・ベンツスタジアム?

こちらで紹介する記事ではモデルはメルセデス・ベンツスタジアム
(IBMがICTインフラを担当、投下額は16億ドル)
https://youtu.be/RATDqAsJE_k 
どのような特徴があるかでいうと
①屋根の開閉システム⇒喚起
②入場は100%ペーパーレス化⇒入場券のもぎりなど人との接触を避ける
③パーキングパスを事前購入⇒駐車場の場所、スタジアムへのナビゲーションあり(混雑・混乱を避け自身のシートまでたどり着くことを可能に)
withコロナ時代にも合致している点多し。
④光ファイバーの総延長距離6,437km(1,800wifiスポットあり)

※マルチアングルやリプレー、スタッツ情報なども見れる?

などなどコロナ時代の今、これらの条件は重要な要素になりますし、今はリアルで楽しむことが難しい時代だからこそ、これらの5GなどIoTを駆使した新しいビジネスモデルが必要になるかと私は考えております。

例えばJ.LEAGUEで言えば「大宮アルディージャのNACK5スタジアム」「東北楽天ゴールデンイーグルスの楽天生命パーク宮城」「鹿島アントラーズのカシマスタジアム」などでキャッシュレス、モバイルオーダーシステム、VR/AR施策など数多くのスマートスタジアム化を大きく推進している昨今。ここからの発展は非常に楽しみです。

新しい観戦スタイル(5G)

中でも特に注目した施策がコチラ。
『ドコモ5Gを使ったスタジアムでの新しい観戦スタイルで、サッカーをもっと好きになる』
https://www.nttdocomo.co.jp/special_contents/5g/realization/articles/article_20/
そのカシマスタジアムで実践された5Gスマートフォンによるマルチアングル観戦サービス(明治安田生命J1 リーグ第19節の鹿島アントラーズ対大分トリニータ戦)

マルチアングルや、その選手も細かい情報、普通の配信では見れない角度(寄りカメラ)、走行距離など選手のスタッツ、タイムラインなどが見れるのは従来にないコンテンツだと思いました。
正直初めて来た人からすると「あの選手誰?(笑)」やその競技、チームの魅力って簡単には伝わらないですよね。
でもこういった施策があるともっとこれもやったら面白そう!!!など出てきてしまうのはヤバいですね…(・∀・)ニヤニヤ

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新たな風がスポーツ業界へ吹いてる昨今。
”建設業界も単にモノを建てるだけでなく、夢を建てる領域へ”

2015年時点のスポーツ市場価値5.5兆円だったもの2020年までに10兆円、2025年までに15兆円まで伸ばすなど、大きく飛躍する今後のスポーツ業界が楽しみです!


▼参考・引用元URL
『Forbes JAPAN /日本にまだない「スマートスタジアム」 モデルはメルセデス・ベンツ』
https://forbesjapan.com/articles/detail/35158/1/1/1
『スポーツ庁/スタジアム・アリーナ改革について』https://www.mext.go.jp/sports/content/1422775_03_1.pdf
『Forbes JAPAN /Bリーグ悲願の「魅せるアリーナ」誕生 続く建設ラッシュ、成功の鍵は?』
https://forbesjapan.com/articles/detail/39839/1/1/1?fbclid=IwAR1KgS-sxKqczELUDjmh7HzVIRxvVnMlra9yCn11nj0zJBO5rTNSYw0Xlcw
『日経XTECH/本格エンタメアリーナが沖縄で完成、可動式メガビジョンで国内初の常設4Dリプレイも』
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00585/032700086/
『佐賀県HP』
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00374359/index.html
『建設通信新聞【夢のアリーナプロジェクト】Bリーグ「千葉ジェッツふなばし」南船橋に新アリーナ検討中』
https://www.kensetsunews.com/web-kan/482282
『日経XTECH/開発進展する神戸「ウオーターフロント都心」に兵庫県最大の多目的アリーナ』
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00585/033100087/
『PRTIMES「長崎スタジアムシティプロジェクト」進捗のご報告』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000016651.html
『日経XTECH/隈研吾氏デザインの国内最大級アリーナ、愛知県が前田・NTTドコモなどを選定』
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00585/021800071/
『鹿島アントラーズ公式HP/スマートスタジアムとは?』https://www.antlers.co.jp/lp/connected-stadium/70811
『サンフレッチェ広島公式HP新サッカースタジアム 広場側の公募設置等予定者が決定しました!』
https://www.sanfrecce.co.jp/stadiumpark/news/index.html#news-20210902

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