辻綾乃(犬のほう)

詩書いて、ビール飲んで号泣。 第一詩集『青白い月』(北方新社刊)。同人:文芸誌『北奥気…

辻綾乃(犬のほう)

詩書いて、ビール飲んで号泣。 第一詩集『青白い月』(北方新社刊)。同人:文芸誌『北奥気圏』/季刊『recipe』

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  • 気が向いたら書く日記。

    気が向いたら書く日記です。最新記事が4年前で驚いたので、もうちょっと頻繁に更新したい所存。

最近の記事

土偶と担々麺。

2024年9月22日 〇今回書く手が止まり、更新が遅くなってしまったが、前回の日記に『辛いラーメンが食べたい』という話をちらりと書いた、その後の話だ。  あの後さっそく連れて行ってもらった。つがる市の木造駅のすぐ近くの神武食堂(「じんむ」と発音したら夫に「じんたけ」と直される)。の、前に、木造駅と言えば遮光器土偶。この日記のサムネイル写真がその駅である。駅舎に大きな遮光器土偶がめり込んでいるのか、遮光器土偶に駅舎がめり込んでいるのかわからないが、周辺は田舎道で高層の建造物も

    • ささやかな抵抗、或いはなめらかな毛布

      2024年9月21日 〇すっかり秋めいて、近頃はいつまで半袖短パンのパジャマ(兼部屋着)を着ていられるか、はらはらどきどきのチャレンジをしている。でも今日は急激に寒くなって最高気温17度。さすがに半袖短パンでは寒い――のでパーカーを着て、薄めの毛布を被る。頑なにギリギリまで暖かい衣類を着るということをしないのは、たぶん私の、冬へのささやかな抵抗なのだと思う。私は冬季、鬱の傾向が強くなる。もちろんそういう疾患なのだが、それに加えて津軽の冬の空は厚い雲に覆われて毎日が仄暗く、降雪

      • 気が向いたら書く日記(2020/10/18)

        お休みだけど夫が体調悪く眠っていたので実質リビングにずっと1人だった。朝、肌寒く窓に近寄ると冷気が伝わってきてひんやりする。昼間には暖かくなって着込んでいたら暑いくらいになるけどそれまでは寒いし、暖かい時間は昼間の2時間くらいしかない。足先は冷えるばかり。まだ10月なのに紅葉の見頃がそろそろ終わりに近づいている。北東北の秋である。 一日中エアコンもなんとなくつけずに毛布をかぶりソファに寝転がって詩集やエッセイ集を読んだり、noteに次にあげるエッセイみたいなものを書いていた

        • 大きな本棚がほしい

          あちらこちらに散乱しているのに、  探せど何処にも無い。 分け入っても分け入っても、違う本。 いつもこうだ、今も。 持ち主に性格が似るのかもしれない。 私が探していたのは紛れもなく今書いている文章を書きたくなり参考にするためで、持っているエッセイ集を探していたのだけど、お気に入りのいくつかは見つかったがいくつかは見つからない。何故だろう。 大きな本棚がないからだ。 ずっと家には大きな本棚がない今住んでいる私のうちには壁にドカンと鎮座する大きな本棚がない。小さいものが3つ

        土偶と担々麺。

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        • 気が向いたら書く日記。
          3本

        記事

          ラム肉が逆さまや……

          ラム肉が逆さまや……

          ご飯の炊ける音を聴きながら

          初めまして。 生まれは山、育ちも山、引っ越しても引っ越してもいつも大きな山がある町に住む星を生まれ持つ、犬のほうです。 ビールを飲み、ご飯を作り、ぬいぐるみを抱きしめながらアニメや映画を観て、たまに詩を書いたりしている無職(よく「お仕事は?」と聞かれるのだけれど仕事を聞かれているのに主婦と答えるは私の場合憚られるのでこう答えると一瞬相手が怯む)です。 ここでは役に立つことも、ためになることもない、を意識して(後々こわいので役に立つこともためになることもやりたくないという

          ご飯の炊ける音を聴きながら